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第19節ジュビロ磐田対C大阪 エースの復帰そしてはっきりとした課題が見えた試合

J1リーグ第19節ジュビロ磐田対C大阪は1−1の引き分けに終わりました。

前節で復帰したジャメ選手が今節はスタメンとようやくエースが帰ってきました。
サッカーは11人対11人で、ピッチ上に22人もの選手が入り乱れているにも関わらず、1人の選手でこれだけ戦況が変わるというのもサッカーの醍醐味だなとつくづく思います。

ジャメ選手が復帰したことで前線の起点が2つになったことと裏への抜け出しも狙えるようになったことで、攻撃に奥行きが出るようになりました。
決定的なシーンもあっただけに決め切れたら最高の試合でしたが、得点に関しては次の東京V戦が復帰第一号に相応しいのかなと思うので、ジャメの復帰ゴールは次の試合にとっておきましょう。

試合の展開としては、どちらのチームもある程度自分たちのプランに沿っていたのかなと思います。
ジュビロ磐田は前半は0−0でよしとして、後半で圧力を強めるプランを見事に遂行しました。
C大阪はボール保持率を高めながらも早い攻撃を織り交ぜながら攻撃の圧力を強めて行きました。

同点ゴールを決められたCKの時、正直に言いますとこの試合は引き分けが相応しいんだよなぁ、なんて思ってしまった瞬間に決められてしまいました。これは猛省です。ジュビロサポとして猛省しております。

現在のジュビロ磐田の順位は下位ですが、ジャメが覚醒していた4月のみなら1位の勝ち点を築き上げていたわけです。
セレッソ戦も残り15分までは互角以上の戦いを見せていたわけで、今季ジュビロのフィニッシュ順位は、10位前後が妥当なのかなと思っています。

セレッソ戦終了後、10位につけているのが東京Vというのはなんとも皮肉だなと。

ジュビロと東京Vの順位を見る限り、やはり前半戦の分岐点は東京V戦でしたね。
あの試合でジャメ選手の負傷+Rグラッサ選手の退場+試合終了間際での失点と悪夢のような試合展開でした。

そんな東京Vが後半戦1試合目の対戦相手だというのも運命めいていると言いますか、ここで勝つことができれば、最悪をひっくり返すこともできます。

そのための課題は残り15分の戦い方にあります。
交代で攻めの形はあるのですが、守りの形が未だにありません。
この試合はRグラッサ選手の負傷という緊急事態もあったので致し方ないかもしれませんが、FC東京戦に続いて先制点は取れたが逃げ切れず引き分けで終了という全く同じ形です。

この辺りも戦力不足といってしまえばそれまでですが、守り切るプランが未だ見えません。
1−0で逃げ切るパターンがなければ、勝ち点を伸ばすことはできません。

FC東京戦もそうでしたが、ラスト20分くらいになるとどうしても間延びしてしまい、ライン間が広くなり、パスミスが大きなダメージになってしまっています。
この問題をどう解決できるのだろうかと、セレッソ戦を見ながらずっと考えていたのですが、上原選手に代えて鹿沼選手を入れるくらいしか思いつきませんでした。

横内監督がこのウノゼロで終えられるゲームプランをどのように確立させらるのか。ウノゼロは結果ウノゼロであって、2−0になっても構いません。
要は守り切るためのプランですね。

せっかく2試合連続で一桁台のチームから先制点を取れているわけで、確実に5月の暗黒期を乗り越えて光が差し込んでいます。

この流れをより上昇ムードにするため、東京V戦は先制点からの無失点ゲームを期待しています!!!!

最後までお読みいただきありがとうございます それだけでとても嬉しいです ただ読んでくれただけで イヤ本当に読んでくれただけで十分です 本当に嘘じゃないよ