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第31節「ジュビロ磐田対アビスパ福岡」不思議と落ち着きを取り戻している磐田

J1リーグ第31節ジュビロ磐田対アビスパ福岡が行われ0−0の引き分けでした。
ジュビロ磐田はこれで2試合連続の無失点となりました。

正直に言えば、勝ちたかった試合だったなと。

ただ、チームの雰囲気は凄く良さそうで、焦燥感が漂う状況でもおかしくない中、非常に落ち着いていて、適度に熱量があってしっかりと集中できている感じがしました。

安全策といいますかビルドアップの部分ではロングボールを多用し、先制点は絶対に与えないという印象の試合展開でした。
だからと言って、自陣に引いて守備をするというわけではなく、しっかりと相手の守備ラインにもプレッシングできていました。

前節から急に攻守のバランスの良い戦い方ができるようになっていて、残り試合は大きなハプニングがない限り、崩れることはないのかなと思います。

とはいえ、福岡戦で勝利すれば降格圏から脱出ができた+相手の調子が決して良くない状態であるなら、もっと勝ち点3を狙っていっても良かったのかなと。
こればっかりは今シーズンを終わってみないとなんとも言えないところで、福岡で勝ち点1を取れていたからこそ残留できたという可能性もあるわけなので、今回の采配は石橋を叩いて渡るタイプの横打ち監督らしいのかなと思います。

残り8試合での課題はやはりビルドアップのところかなと。
繋げられる部分でロングボールをチョイスしているということは、ロングフィードからの攻撃の組み立てが第一候補なのかなとも思うのですが、9試合連続で失点している福岡相手でもチャンスの量が少なかったかなと思います。

守備とボールを奪った後のファーストプレイの質はかなり改善されてきています。
横内監督も藤田俊哉SDも堅守速攻スタイルをチーム戦術に掲げているわけではないので、ビルドアップでしっかりと押し込む展開を増やしていきたいはずです。

今シーズンの最後に残った課題がビルドアップかなと。

ただ、状況が状況なので、割り切った戦い方も必要で、ここから毎試合勝ち点1以上を取れれば、目標の勝ち点40に到達します。

残り8試合ヒリヒリした状況が続きますね。

前回の柏戦といい今回の福岡戦といい、チームの状況はすごく落ち着いていて、いい雰囲気を感じられます。
どこかで連勝できれば、一気に残留の可能性高まります。

そして、磐田は残留するという気がしてなりません。
願望というよりも雰囲気からそう感じるという、まぁ全く根拠はないのですが、昨季の昇格よりも今季の残留の方が現実的ではないでしょうか。

と思えてなりません。
横内監督はなんだか不思議な監督だなと改めて思います。

最後までお読みいただきありがとうございます それだけでとても嬉しいです ただ読んでくれただけで イヤ本当に読んでくれただけで十分です 本当に嘘じゃないよ