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鉄板の前にたつ茶島さんを見て、お好み焼きを焼いてみようとおもった話

 ぼくのイチオシ選手・茶島雄介さん、リーグ戦をおえてなにをしているのかとおもっていたら、秋晴れの空の下、お好み焼きを焼いていた。

 ファン感謝祭で、鉄板の前に立ち、あたりまえのようにヘラでお好み焼きをひっくりかえしていたそうだ。だれかがそのようすに「広島の子ですわ」とつぶやいていた。そうか、広島の子はお好み焼きひっくりかえせるのか……。

 不要不急うんぬんがいわれだしたころ、家でお好み焼きを焼いたことがある。外にでられず、あまりのお好み焼き不足にたえられなくなって、YouTubeを再生したスマホをかたわらに焼いてみた。ちいさかったのに、お好み焼き、うまくひっくりかえせなくて、けっこうヘコんだ。そこからもう焼いていない。でも茶島さんの画を見て、また焼いてみようかな、とおもった。

 というのもこの半年で、ぼくは料理にこるようになった。サンフレッチェがルヴァンカップ優勝したり、3位でおわるくらいリーグ戦も好調だったこの半年で。べつに料理がスキなわけじゃあない。料理をしているあいだはそのことでアタマがいっぱいで、ほかのことをかんがえられなくなる、それがぼくには都合がよかったというだけ。まぁなんていうか、ここのところちょっといろいろあったものでして。だから料理して、いっぱいいっぱいになって、いっときだけでも現実から目をそらそうかなという算段。

 ただ、レパートリーがすくなくてここのところはちょい停滞ぎみ。そのせいでせっかく料理しているのに現実がちょいちょいチラついていた。だからここはいっちょお好み焼きでも焼いてわちゃわちゃしてみようじゃないか、そうおもいたった。もうぜったい現実どころじゃないぞ。で何回かやってみて、もしおいしく焼けるようになったら、妻にふるまうのだ。わるくない。

 それに、ぼくは広島の子ではないけれど、サンフレッチェをながくおっかけてきたことで、ほんのすこし広島の子ぶっているフシがある。ならば、お好み焼きくらい焼けるようになっといたほうがいい。そうもおもった。

 よし、オフシーズンはお好み焼きチャレンジといきますかね。茶島さんいわくひっくりかえしやすいらしいから、府中焼き、やってみようかな。

 以上、広島のハシビロコウさんに元気もらったって話でした。本日はワールドカップ・コスタリカ戦。がんばれ日本代表。拓磨さん、たのむぞ!

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