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とっても勝手な16番像 - サンフレッチェとわたし

 櫛引をイジり倒してるというのは聞いていたけれど、清水航平はその魔の手をもうひとりの風間門下生にも伸ばしていたようで、動画でリフティングしてる永井龍に「サッカーやってた人みたい」と一撃を食らわせていた。言われた永井の「やってるね、いまやってるね」と間髪置かないツッコミからは、すでにだいぶイジられてきたような跡がうかがえる。ワルい男だなあ、航平。

 加入時の佐藤寿人の後継者なんて触れ込みはどこへやら、気がついたら相手の足と平常心を削るのが生業の和製ガットゥーゾと変貌していた航平さん、個人的にはTwitterにあった「遠征先で塩谷とパチ屋の場所を聞いていた」って話がウソかホントか知らんけどとてもスキ。ぜひパチ屋には行っててほしいし、朝から並んでいてほしい。ついでに出玉が悪かった翌日の練習で妙にコンタクトが強めだったりしたらもう最高である。

 アオがいつだったかこぼしていた「若手が集中してないっつってるけど、オマエもそうだったじゃん」っていうのは航平のことだといまでも勝手に信じている。サッカーには多少の治安の悪さがぜったい必要で、いまのお行儀のいいサンフレッチェにあってその気配がするのは彼だけなのだ。

 そんな航平は、お気に入りの櫛引も永井もだけど、現在チームのなかでの序列はだいぶ低めでひっくり返すのはちょっとむずかしそう。城福さんも池田さんも「スタメンをどれだけ引っ張れるか」ってところにシフトしていて、たびたび話にあがる"競争"も、現状ではスタメン組がダレないためのプレッシャーにしかなっていない。

 でもだからって背負ってる番号が何番かを忘れるような薄情者なんかでもない。櫛引と永井といっしょに泥臭く踏ん張ってくれるハズ。3バックで相手FWを後ろから突っつく姿、待っています。

 あと、時勢が時勢なので、パチ屋は控えめでお願いしますね。

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