書くための練習日記-109

 生きる理由は誰かのためにで良いのかもしれない。
 私は私のことを余り好きにはならない。好きになれる点よりも嫌いな点が多く感じるからだ。

 私は何度も言っているように私が消えてしまいたくなる理由は自分の能力がなく、この先は絶望するだけの人生になると何となく思ってしまうからだ。
 おかしい話だ。未来は誰にも分からないはずなのに、何故か絶望をしてしまう。努力をして未来を変えることは不可能ではないかと思っていしまう。
 死ぬほど努力をしたことはないくせに。

 生きていることよりも、消えてしまった方ががアドバンテージがありそうな気がする。

 ただ、今生きているのは友達や助けてくれる人がいるからだ。
 本当に良い人達だ。貴重な時間を僕の為に使ってくれる。励ましてくれる。今までこんなに親切にされたことなんてなかった。
 嬉しくて家で泣いたことがある。

 そんな中で自分の命を断つという極端な選択は、その人達の優しさを踏みにじる行為だと思う。

 自分に価値はなくとも、手を差し伸べてくれる優しさを裏切ることはしたくない。それをしてしまったら、恐らく畜生以下だ。
 夢が叶えることができなくても、飢えてホームレスになろうが、惨めになってでも生きていかないといけない。

 私がしてもらった優しさを返せるようになるまで、時間をかかるだろうけれど、そのときまで頑張ろうと思うのだ。

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