書くための練習日記-89
無趣味の人、じつはいない説。
無趣味です。
みたいな悩みを見かける。
Youtube、X、などのSNSで突き詰めた趣味を簡単に見れるようになった。
スポーツはもちろん、イラストや料理、楽器演奏など幅広いジャンルを検索エンジンでワードを打つだけで見ることができる。大体、そういった検索ページで出てくるものはプロレベル、もしくは一定の技術を持ったものばかりで趣味のレベルを逸脱したものが多いと感じる。
そこで勘違いして、そこまでのレベルに達しないと趣味と言ってはいけないと思い込んでしまう。
趣味は楽しいことのはずなのに、高尚なものでないといけないみたいな勘違い。簡単に紙に落書きしたり、簡単な料理をしたりするだけでも立派な趣味だと思うのだが、どうだろうか?
だから、楽しめるものがある時点でそれは趣味だ。
人間、何かしら楽しいと思えるものがあるはずで、それは形式ばったものや名前があるものでなくても良いはずだ。生産的である必要も当然ない。
だから、無趣味の人はいない。
何かと比べてしまって、楽しい自分を見失った人が増えただけだ。
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