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【実話】創価彼氏と交際した話

はじめに

これは宗教2世の彼とお付き合いした経験のお話です。
最初にお伝えしておきますが、差別といった意識はございません。
ただ自分が関わって、経験したうえでの結論等をありのままにお伝え致します。気分を害される方もいらっしゃると思いますので、予めご理解ご承知置きの上ご覧いただけますようご協力のほどよろしくお願いいたします。

出逢いのきっかけ

出逢いのきっかけは、SNSアプリでした。
匿名で手紙を投げるアプリで、たまたま彼が投げていた手紙に反応してお話を始めたのがきっかけでした。
私は寂しがり屋な性格なので頻繁に連絡をとりたい、いわゆる重いタイプですが彼はこまめに連絡を返してくれました。

交際-はじめての恋人-

彼はとても穏やかで優しい人でした。
当時遠距離ではあったものの、彼の告白もあって交際をスタートしました。LINEの交換をしてからはメッセージだけではなく週末に通話もしました
おそろいのものを買ったり、遠距離恋愛とはいえとても心が満たされるしあわせな思いでした。
そして、彼の近くに行きたいのもありますが、転職のタイミングと元々上京に興味があったこともあって、勇気を出して上京して独り暮らしをすることにしました。
上京するまでの間は一緒に物件を探したりも手伝ってくれて、上京してからは家具や買い物も手伝ってくれたり、デートの時はほぼ全額をいつもご飯代なども出してくれて本当に大切にしてくれていると感じました。

創価の彼-創価の人だと知った日-

ある日会話の中で彼がいった「創価」というワード。
気になった私は後日それを調べてみました。
すると出てきたのは「創価学会」という宗教の存在。
当時はびっくりはしたけれど、特に宗教だからといってそこまで嫌悪感もなかったので彼がまた遊びに来たときに「創価って創価学会はいってるん?」って冗談めかして聞きました。
彼は「うん、あれ?言ったつもりだったけど、、言ってなかったっけ?」といい、心当たりがなかったのでよくよく話を聞いてみると初めてリアルで対面した際に「創価大学出身」と伝えたことが遠まわしだけどみんなそれを言えば創価の人だと理解してくれるから伝わっているかと思ったとのことでした。
確かに出身大学は聞きましたが、聞いた当時の私は恥ずかしながらのんきなもので「価値を創造するって、クリエイティブ系の学校なのかな」程度の認識だったため、ここで初めて「彼は創価の人だ」という認識が確定したのです。
やはり創価だと知られるとあまりよい扱いを受けず、かつてはそれにより嫌な思いをしたこともあったとのことを打ち明けてくれて、私は彼を理解したいと思いました。

あたたかいご家族様-支え-

交際がスタートしてしばらくたってから、最初はお母さまに紹介して頂くことがあり、私が一人暮らしというのもあって、いろいろと備品やたべものをおすそ分けしてくださったりとても良くして頂きました。
その後、彼のご家族とおでかけをすることもあり、自分以外の家族とおでかけをするのは初めてだったので少し戸惑いましたがあたたかく迎えてくださり、もし結婚することになってもうまくやっていけそうだと思いました。

入信する?しない?-話し合いの夜-

ご家族と初めて会ったしばらく後の夏。
出かけ先でじっくりと将来について話しました。
お互い良い年齢なので、将来的には結婚を見据えている点は同じでした。
しかし、心配だったのはその場合「私も入信しなければならないのか?」という点です。
私自身は別に相手が宗教をしていようがそこまで口を出す権利はないし、生まれたときから大切にしていたものを辞めろというのも酷な話だろうというのは理解していました。しかし、正直自分自身はあまりそういうものを信じておらず、基本的には結局見えないものに祈り続けるよりは行動を起こす、一番現実を変えられるのは自分しかいない(罰が当たりそうデスネ)というスタンスだったので、入信する予定は一切なかったのです。
そのため、この時点で入信するつもりはないことを伝えましたが、彼も「それは尊重する。入らなくてもいい」と言ってくれました。
彼は2世でご両親ともに教団関係のお仕事に就いているほどだったので、そこだけが心配でしたがこのとき「入らなくていい」と言ってもらえてとても安心しました。

不信-信じていいの?-

それからいつも通り、週末にデートをする平凡な日々。
最初はしてなかったけど心を許してきたからか、お泊りの際には私がいるときでもお祈りをするようになりました。
こういうのを見ると本当に宗教の人なんだなと改めて感じます。
仕事もうまく行かずにいろいろあって辞めることになってしまい、かなり精神的には不安定でした(こちらはまた別のお話にて)
そんなとき彼から数珠を渡され、「お願いがあるんだけど、これでお祈りをしてほしい。きっと楽になるから」と言われました。
既に自分の不安定さでいっぱいだった私は変な風に受け取ってしまい「なんでそんな宗教的な行為をさせようとするの?」と思ってしまいました。
その日は混乱でいっぱいだったのでひとまず後日相手がやる分には別に構わないけれどやはり自分が宗教っぽいことをするには抵抗があるからごめんねという旨を伝えたところ、「そんなつもりはなかった。ただ楽になればと思った」とのことでした。
また、以前お話をしたときは「(将来的に結婚することになっても)入信しなくていい」とのことでしたが、結局「やっぱり親が入信させたい方向」ということになっていたり、TVやネットで騒がれている通り選挙の時期になると強制ではないものの特定の団体への投票をお願いされるのが気まずかったりということがありました。
様々なことが重なり、このあたりからだんだんと不信の気持ちが募るようになりました。
(以下、画像です⤵︎ ⤵︎)

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