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#映画感想文 ミッションインポッシブル お布施する価値あり

ミッション:インポッシブル1作目を目黒あたりの名画座で観て以来
30年ぶりに7作目を観に行こうか

1作目をアマプラで復習
やはり名作!

トム・クルーズがディズニーと絡まないおかげで、定期的にアマプラで流してくれるのがありがたい

30年前の事

1996年の作品だが、相当前から制作にかかっているのだろう
この後も続くスポンサーのapple(apple Watchモドキまで!)が出遅れていたとはいえ、
win95が発売され、PC周りはもう少し前からデザインが良くなっているが、本作ではゴツい黒いMac?!
インターネットもパソコン通信ぽく
当時でも古臭かった思い出がある

ジョブズ不在の迷走apple時代
98年にスケルトンで復活

宙吊りになってディスクを盗むが、
物理的なモノではなく
単なるデータのNOCリストが金になり、
携帯でモデム通信するというプロット
上映当時、理解不能で何のこと?
ぐらいな斬新さがあった

さらに1994年英仏海峡開通で、
走る列車は「ユーロスター」だが
名前が出てこないところを考えると、
1993年あたりには撮り始めていそうだ

キャストを揃え金をかけ、相当時間もかけて慎重に作っているのが、
30年近く続くシリーズ1作目にかけるトムの入れ込みがわかる作品

今後も無料にしておいてもらう為にも、トムへのお布施として
最新作を劇場で観ることにしよう

映像強調とシナリオ省略

大袈裟さにBGMを流し、
画角を大胆に斜めに切るカットや
メガネの汗の緊張感

さあ、サスペンスですぜ風で
デ・パルマぽくてスキ

したたる汗
つつつーと音がしそう
アカデミー受賞アンタッチャブル
落ちていくベビーカー
デ・パルマの時間を操作する技


1995年にエヴァ、攻殻機動隊で
絵作りは少々古い感じがしていた
テレ東昼にやっていそうな「スパイ大作戦」風の懐かしさもあったが、
脂っこすぎる無言のデ・パルマ演出は、
tiktokな現在に意外とマッチしそうだ

当時主役級のEエステベスが出演しているが、開始早々あっさりいなくなる

弟Cシーンよりスキ

ちょい役で出てくるあたりが、
映画好きな役者という感じで、
初プロデュースのトムをヘルプ
MデイモンとBアフレック風な間柄

ただ、何度観ても、冒頭のチーム壊滅で物語に乗りきれない
違和感から映画が始まる
後々パラパラとタネ明かししてくれるが、いまいちスッキリしない

シカゴのホテルの聖書で気づくのはいいが、その後のボイドのセリフ
「あいつめ!」
誰のことやねん?

色々省略して
ストーリーずらしてあるんですよ
多少は頭使って、シナリオ埋めて風
観客丸投げが画面への没入感を深めている、と良いように解釈しておく

印象的なアクションシーン

などと観ていると、
列車屋上アクションに入り
ジャンレノがヘリで突っ込んでくる!

アクションと物語の繋ぎが絶妙
水槽、宙吊り、ヘリの3つぐらいしかないが、タメが効いていて、どのシーンも印象的

トンネル内でヘリ爆破
爆風で列車に戻る!
少しコミカルに終わらせる


また列車屋上アクションやるとか
M:I7にお布施、楽しみにしてます

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