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【コロ休み特別企画vol.12】下高井戸!

金原正海(街歩きレポーター)
向井宏高(下高井戸に詳しい)

恒例の金ちゃん散歩。(そういう名前だっけ)
今回訪れる街は、下高井戸駅の近辺です。
下高井戸駅は、京王線と東急世田谷線が乗り入れています。
20号線を越えると向こうは杉並区です。東西に長くのびる商店街が特徴の庶民的な街です。


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今回は、レポーターの金原さんと、
下高井戸近辺にメチャメチャ詳しい向井さんが参加してくれました。

ここで、地元の向井さんからひとこと。
「これは、ビミョーな事なのですが下高井戸駅一帯は実は世田谷区の松原三丁目なんです。下高井戸という地名は隣接している杉並区の地名で、世田谷区じゃないんです。どうして下高井戸駅と言う名前になったかわからないのですよ」

なんと!
皆さん知ってましたか? 下高井戸駅のある所は下高井戸ではなくて松原という地名なんですって。

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(トリックアートではありません。ヒューマンディスタンス中。)

最初に訪れたのはここ。
さっそく向井さんが教えてくれます。
「下高井戸の名画座と言えば、下高井戸シネマ!僕が子供の頃からあるので50年以上の歴史があるはず。若い女性のスタッフさんにお話し聞いたところ、丁寧に説明していただけました。昭和32年1957年頃に京王下高井戸東映としてオープン。当時は映画の全盛期だったそうです。しかし、DVDの普及で客足が遠のいたり、現地にマンションの建設が決まったりと、数々のピンチを乗り越えて、今は名画座として、世界中の良質な映画を上映しています。」

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取材に行ったときは、パラサイトの上映中だったようです。
向井さんは子供のころからこのあたりに住んでいたのですね。

ふたりは駅の横を通り、最近、評判のラーメン屋「豚山(ぶたやま)」へ。

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金ちゃんのレポートです。


「下高井戸のラーメン屋の豚山です!
日大通りを世田谷線の改札口を出て左にはいってすぐの所にあります!
暑いのにお客様でいっぱいでした!
ちなみに僕が食べたのは880円の麺少量の汁なしラーメンでしたがトッピングで野菜とニンニクを無料でたっぷり入れていただきお腹は大満足でした!」

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ここの特徴は大量の野菜。野菜とニンニクなど増量ができるらしいですね。
二人とも満腹の様子です。

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ここはどこでしょう。商店街の一角になぜか池があり、金魚が泳いでいます。時々、こどもたちが金魚をのぞきこんでいるそうです。気温は35℃近くあります。ちょっと、ここで涼みましょう。


さらに商店街を西に進みます。
向井さんに聞いてみましょう。
「続いて下高井戸名物といえば、知っている方しか知らなけど、たつみやさんのたい焼きです。あんこはほどよい甘みで皮もおいしいです。そして、なんといっても何故かおばあちゃんたち4人でやっているんですよ」

おいしそうだけど、また食べるのかな?
張り紙を見ると、、、なんと今は、シーズンじゃないのですって。


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下高井戸駅近辺のもうひとつの特徴は、商店街にとても近い所に学校がたくさんあることです。
松沢小学校、日大文理学部、都立松原高校、さらに進むと日大桜丘高校や区立松沢中学校。今年はコロナウイルスによる自粛の影響でずいぶんと寂しいのですが、いつもは若い人たちの姿を多く見かける街なのです。

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さて、二人の散策もそろそろ終わりに近づいてきました。
金ちゃんは、小学校の前のベンチで一休みです。


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最後に向井さんに下高井戸駅近辺のおすすめコースを聞いてみました。
「なんて言ったって暑い夏は、下高井戸シネマで映画を見て、ラーメン食べて、商店街にある池で泳いでください!」
え?
「最後のは冗談です(笑)」

金原さん、向井さん、ありがとうございました。


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