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夫の呟き。アイスランド編

夫「ねぇ、知ってる?」
夫「アイスランドってのは苔に覆われてて緑の地で、グリーンランドってのは氷に覆われてるんだよ」
私「え?日本人からしたら、そこって人住んでるの?レベルの知識しかなかったけど、オモシロイね」

夫「ねぇ、知ってる?」
夫「アイスランドってのは、女性進出先進国で、日本みたいに働きたいのに働けないってのは無いんだよ」
私「北欧の中でも先進的なのって、初耳」
夫「でも、女性進出し過ぎて別の社会問題があるんだって。親が働き過ぎて、家族間の関係が希薄になっているという」


夫「ねぇ、知ってる?」

私「なに?知りません!」

夫「アイスランドっていうのはね、名字が無いんだよ。お父さんの名前にソンってつけるのが名字みたいなの。有名な例は赤毛のエリクの息子レイフ・エリクソンだね。例えば、Jón Einarssonという人物にÓlafurという息子がいる時、Ólafur のラストネームは父親と同様のEinarssonとはならず、文字通り「Jónの息子 (son) 」を示すJónsson (Jóns + son) となる。このとき、Jón は属格形(Jóns)をとる。同様の慣習は娘に対しても用いられる。Jón Einarsson の娘 Sigríður のラストネームは Einarsson ではなく、文字通り「Jónの娘 (dóttir) 」を示すJónsdóttir (Jóns + dóttir) となる。」


夫「友達がアイスランドでニットのブランド作ったよ」
私「そのブランドだけで食べていけるの?」
夫「趣味でブランド作ったんだよ。元々大学に留学生として出会ったけど、その後アイスランド銀行で働いてた。2008年だっけ?アイスランドが国として投資失敗して、アイスランドが破綻したんだよ。それで、銀行員はみんなクビになって、転職して何か技術系の仕事してたんじゃないかな」
私「え?国として破綻、ああ確かにそんなニュースもあったっけ?で、今はどうなの?」
夫「完全に復活している」
私「え?そんな簡単に復活出来るの?」
夫「国が小さいから、痛手も小さいというか、、しかも、アイスランドは光熱費が国として無料だから、原料となる土を輸入して銅に無料の電力で変える産業やってるから、直ぐにリカバリー出来るよね」

私「国として電気代がタダ?そんなことあるの?」

夫「アイスランドって火山国なんだけど、その地熱を活用してるんだよ。日本も火山大国なのだから、火山活用したらいいと思うんだけど」

私「そういえば、2011年に火山噴火したよね?ヨーロッパ中飛行機飛べなかった災害」

夫「別の火山で発電してたんじゃない?」

私「そういえば、最近アイスランド好きの人に何人か会った。とっても良いって言うけど、何が?」
夫「温泉とオーロラと苔の国、アイスランド。何もないのが良いんじゃない?」
私「ああ、イースター島みたいな感じかな?確かに良かった。ビョークの別荘的な」



私「そう言えば、先月アイスランドの政府軍団が20人くらい来日したんだよ」

夫「えっ?!本当?!東京に60人くらいしか住んでないのに!」


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