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鎖肛根治にむけて~手術当日あれこれ

鎖肛っ子の二女の手術ですが…無事に終わり、先日、退院してまいりましたっ


娘、お尻の穴ついに開通です

言い方よ


心を添えてくださっていた方、本当にありがとうございました。

2週間くらい、と言われていた入院期間でしたが結果はその半分の1週間で退院。術後も特に大きなトラブルなく回復してくれて安心しています。

手術当日。


オペ室までは母親が抱いて連れて行き、ドアの前でお預け、という流れでした。

眠くなるお薬を入れ、前夜からの絶食も相まって、眠いやらお腹空くやらで
絶賛・不機嫌な娘…涙。
とはいえ、先生方に委ねればもう、親にできることは祈りながら待つことのみで、ドアの外に漏れ聞こえる娘の鳴き声を背に、なかなか病室に戻ることもできませんでした。


でも、その場でウロウロもできなくて、ひとり部屋に帰ってからは洗濯したり郵便物出したり…アレコレ考えすぎないよう過ごし。


10時半過ぎにオペ室に入って、麻酔の時間も入れるとまぁ長くみて終了は15時頃か…と想定していましたら
まさかの14時頃。
「終わりましたー」の呼び出しが!

はやっ

先ほど娘を預けたドアのところで娘と再会!しました。


ちょっとした違和感、たとえば機械の警告音が鳴るだけでも、「なんやなんや!何の異常?!」とビクビク…娘の顔を見るまでは、やはり生きた心地はしませんでした。


で、術後の娘。眠って出てくるかと思いきや、

めっちゃ覚醒

何なら点滴外そう!とするぐらい意識がはっきりしていて、その表情といえば…

「おー、おったんか。終わったどー」

と言わんばかり。しんどそうでしたけどね。


「予定通り終わりましたんで〜」って先生方はおっしゃったけれど、それがまるで
「ハンコは押しときますんで〜」とヤ◯ト運輸さんがごとき"こなれ感"に溢れてて、私のこの、必死さとえらく相容れなくってそれが、逆に、笑えました。


あぁやはりこの方達にとって手術は日常なんだなぁ。

***

事前の説明で、「麻酔が切れる頃に、異常号泣とか、不機嫌な様子が出ることが多いから、お母さん、心づもりだけ」と言われていたけれどそれもなく。


病室に戻ってからは娘、ずーーっと、ほんとほぼずーっと寝てました。


「小さいのに、よく頑張ったなぁ。」


泣きもせずぐずりもせず、ずーーっと眠る娘の横で、「あ、この人は覚悟決めてんな」と感じました。


生きると決めて産まれてきた。

頑張りたい、と思って生きている。
彼女のその意志を、感じ、納得したのでありました。だから私はその頑張りを支えられる親でいたいです。それ以外に親にできることってあるんでしょうか。


さて、娘のうんPですが…お尻の穴が開いたらすぐに出る、というわけでもなく、すぐ出る子もいれば、なかなか時間のかかる子もいるとかで。


さぁ娘はどちらか…!!と思っていましたらばつい先ほど、それらしいものが!このまま、うまく出るようになるといいなって思っています。


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