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ユニアリ始めたらなんか色々楽しくなった話【ユニオンアリーナ】

 タイトルにユニオンアリーナ(以下ユニアリ)を冠してますが、内容的にはユニアリを軸にした今年の振り返りです。自分や周囲での何らかのスタンスの変化や、新たな興味が生まれるきっかけとなったタイトルの発売ごとに色々書いていきます。
 ただの日記というか年記なので、ユニアリに関する有益な情報はこの文章にはあまり含まれません。また、多少身内ネタもあるので読むに堪えない箇所もあろうかと思いますが、ご容赦ください。


・そもそもユニアリって何?

『『UNION ARENA』は、1つのルールを覚えるだけで、
大好きなキャラクター達のカードゲームを遊ぶことができる
「ルール共通型トレーディングカードゲーム」です。』
引用元:

 これだけ書かれてもよくわからないでしょうが、トレーディングカードゲーム(以下TCG)に触れたことのある、もしくは何となく知っているような人には「ヴァイスシュヴァルツみたいなもん」と説明しています。
 特にユニアリ紹介記事にするつもりもないのでユニアリそのもののお話はこの程度に収めます。ちなみに上記公式サイトでティーチングアプリ、要はお試しゲームがダウンロードできるので、多少興味があるなら一度触ってみることをお勧めします。

1:アイドルマスターシャイニーカラーズ参戦

 4月にこのTCGの新規参戦タイトルとして、アイドルマスターシャイニーカラーズ(以下シャニマス)の商品が発売されました。

 それまでは既に発売されていたハンターハンターの構築済みデッキを買って遊ぶ程度のモチベーションに留まっていたのですが、繁忙期による疲労からか、お世話になっている店舗で入荷されていたブースターパックのボックスを友人と共に全て買い漁ってしまいます。要は散財ですね。

 元々シャニマスはインターネットで流れてくるミーム的な消費しか認知しておらず、そもそもアイマスブランドそのものにも触れたことはありませんでした。せっかく真面目に触れるからには大元にも触れようということで、その日にシャニマスのアプリ版をインストールしました。
 おそらくここまでならそれほど大きな変化は発生しなかったのですが、ちょうどアプリをインストールした頃にシャニマスブランドとしては初らしい(違っていたら申し訳ありません)ソロパフォーマンスライブ、『我儘なまま』のゲーム先行応募が始まっていました。本当に何も考えずこれに応募して、チケットに当選したことがバグの発生源でした。

 コロナウイルスの対応も変わって気兼ねなく旅行に行ける久々の機会だ程度に考え、事前知識はほとんど入れず、サブスクで聴ける範囲のいくつかの楽曲を聴いた程度で大きな期待もせずに臨んだライブ。そんなライブの感想は「よかった」の一言にとどめたいと思います。熱のこもった感想はきっと多くのプロデューサーが既に語りつくしていることでしょう。

 ただそれでも、現地で衝撃を受けた斑鳩ルカ、川口莉奈さんの歌唱が本当に圧巻だったことだけは書いておきたいなと思います。今にして思うとこのライブは『斑鳩ルカ』としては最後のライブで、これ以降は『COMETIKの斑鳩ルカ』ですから、自分は非常にメモリアルな場に立ち会えていたのかもしれません。
 
 兎にも角にも、ユニアリにおけるシャニマスの参戦は、自分にとってはシャニマスに触れる機会としての意味合いが強いものでした。我儘なまま以降、とりあえずシャニマス単独のライブはチケット販売プラットフォームのプレミアム会員先行抽選の段階から応募するようになってしまっています。ミュージシャンのライブ自体は何度も行っていますが、いわゆるアイドルや声優、それらと同系統のジャンルに自分が触れることになるとは思っていませんでした。そのきっかけがTCGというのも含めて。本当に大きな変化となりました。
 ちなみにゲームの方は入れ込んで後悔しないように浅瀬で遊ぶことを心がけています(グレフェスのランク4を維持する程度)。可能な限り所謂「にわか」としてありたいので、シャニマスのコンテンツについて語ることは今後はしませんが、引き続き自分の人生を彩ってくれるものとして触れていきたいと思っています。

2:Tales of ARISE参戦

 上述のシャニマス参戦は自分の中での新規分野の開拓という意味での転機でしたが、ここからはTCGとしてのユニアリへの関わり方の転機となっています。次のターニングポイントはTales of ARISE(以下アライズ)の発売でした。

 ただ、自分がこのタイトルでデッキを組んだというわけではありません。このタイトルの参戦をきっかけに、友人の一人がユニアリを始めました。彼はかなり馬力のあるエンジンを搭載した人物で、多分ちょっとしかガソリンが入っていなかったのにも関わらず、あれよあれよという間にアライズの全デッキタイプを作成するまでに至りました。彼のことは便宜上Aさんと呼称することにします。

 ユニアリで新規タイトルが発売されると、発売後ひと月程度で「ユニオンレア争奪バトル」という公式イベントが開催されます。これは指定された新規発売タイトルのカードのみ使用可というルールで行われる対戦イベントで、イベント内対戦成績上位4名には特殊仕様のカードが賞品として贈られるというものです。それまでは毎週開催される店舗イベントで遊ぶ程度だったのですが、上述の経緯でAさんがデッキを複数シェアできるようになっていたこともあり、彼や自分を含めたグループ数名でアライズの争奪バトルに参加しよう、ということになりました。

 結果として、誰も優勝はできませんでしたがグループ4名中3名、Aさん以外入賞でした。Aさん以外。きっかけとなった肝心の当人が振るわなかったというオチも含めて思い出深いイベントとなりました。まだその時は全員でデッキやプレイの調整をするということはなく、Aさんが独自に組んだデッキを借りて出るにとどまったのですが、このユニオンレア争奪バトルに参加したことが後々の多少真面目にユニアリをやってみようかという雰囲気の布石にもなりました。アライズの参戦はユニアリを多少真面目にやってみようとするグループができあがったという点で、そしてAさんの参戦という点で大きな転機だったと思います。

 それはそれとしてAさんが争奪バトルの際青リンウェル(争奪バトルのルールにおいて最強クラスのデッキ)をなぜか使わなかったことについてはどちらかが棺桶に入るまで擦ると思います。

3:ブルーロック参戦

 アライズの参戦が周囲・コミュニティの変化のきっかけだとすれば、ブルーロックの参戦は自分自身のスタンスの転機でした。このブルーロック発売と同時にBLEACHが発売されており、先にBLEACHの方で争奪バトルが開催されていたのですが、カードの確保が間に合わず不完全なデッキで出場した結果惨敗。それなりに悔しさもあったので、次に争奪バトルが開催されるということで、一切漫画もアニメも知らなかったブルーロックに触れることになりました。

 ちなみにブルーロックもシャニマス同様大元に触れようということで原作を全部レンタル、レンタルのできなかった当時の最新刊は購入して読破しました。今は単行本が待てないので毎週マガポケで最新話を読んでいます。この記事を眺めている人の中でブルーロックを読んでない方がいるのならば、最低でも17巻まで読んでください。

 閑話休題。要はアライズの際のAさんのようなことを、自分とシャニマスの時にも付き合ってくれた友人とで行うことになりました。二人でブルーロックのボックスを買い漁り、一通りのデッキを組み上げ、グループの他の面々にデッキをシェアしました。そしてデッキを決めた後は可能な限り情報収集をしていました。noteやTwitter(現X)ぐらいしかまともな情報源はないので手に入る情報は限られていたものの、少しでも勝率を上げたいなという気持ちでできることに全力を注いでいました。

 他のカードゲームも長く遊んでいるのですが、基本的にそちらは勘で遊んでいるので、一つのイベントに対してここまで真剣に向き合ったことはこれが初めてです。実際に二度争奪戦に参加し、結局どちらも入賞止まりではありましたが、それなりの手ごたえを感じることはできました。このブルーロックをきっかけに、以降の可能な限りの争奪バトルや特殊なイベントに相応の熱意をもって取り組むようになっています。

 なお、今も愛用しているブルーロックのデッキは以下の記事のものです。一応レイド蜂楽が減ってレイド蟻生が増えているという違いはありますが、大体コピーデッキです。Basicバトル環境でも充分戦えるデッキなので、ブルーロック、中でも特に赤凛で遊んでいる方は是非読んでみて下さい。

4:総括

 ブルーロック発売以後はグループでの準備の真剣度合いもかなり高まりました。別にプロチックな活動がしたいわけでも全国規模で名を上げたいわけでもなく、自分たちがいる場所から手を伸ばせば届く範囲のものを最大限獲得したい程度のモチベーションでしかないですが、それでも「複数名で真面目に遊ぶ」楽しみをユニアリが与えてくれたと思っています。
 この手のIPクロスオーバーTCG(いい呼称があったら教えてください)は知っているタイトルがあったら始めるというのが基本の導線だと思いますが、TCG好きの方には是非知らないタイトルを掴んで始めることをしてほしいなと思います。思わぬ何かを得るきっかけになるかもしれません。ユニアリの紹介を放り投げておいてこんなことを書くのもおかしな話ですが、皆さんも一緒にエナ0を引かずに爆散したり、大量のトリガーを踏んで爆散したりしましょう。ユニアリの導線にならずとも、この乱文が誰かの何かの転機になることがあれば、それは自分にとっても素晴らしいことです。
 2024年もなんか楽しいことが増えると良いですね。それではまた、次の駄文でお会いしましょう。

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