見出し画像

~デジタル予診票の開発報告~

現在、シミックグループとしてharmoワクチンケアを軸に、北海道留寿都村・蘭越町で取り組んでいる事業があります。本事業では、デジタル田園都市国家構想交付金を活用し、乳幼児健診や、予防接種、予診票のデジタル化、さらには自治体からの保護者へのアンケート配信や保健師の日常的な記録作成など、総合的に支援するソリューション構築に取り組んでいます。

今回それらの取り組みについて、周辺の自治体に報告する機会がありました。

★関連記事
【北海道留寿都村・蘭越町での子育て支援のデジタル化について】
https://www.harmo.biz/news/w5velj4wqvwp/
【進捗報告~デジタル予診票の開発状況について~】
https://note.com/harmo_inc/n/neeecdea7ca06?magazine_key=mcc0842ff03a7

<蘭越町役場>

1. これまでの取り組みの報告

2024年6月3日(月)10時から、蘭越町役場にて「羊蹄山麓健康づくり協議会総会」が開催され、7町村の首長に対し本事業についての報告会が行われました。報告会には町長、村長を含め約20人が参加し、シミックグループからは、予防接種管理アプリ「harmoワクチンケア」、母子保健アプリを開発している「オケイオス」、そして自治体窓口を担当している「シミックソリューションズ」が出席しました。

【報告の内容】

・harmoワクチンケア:開発したデジタル予診票の機能を動画にて紹介しました。
・オケイオス:母子健康管理システムについて実際の画面を用いて報告しました。
・シミックソリューションズ:母子保健、予防接種領域のデジタル化について、国の動向を共有しました。

首長からは、「社会実装への課題については、留寿都、蘭越で問題がないように進めてほしい」といったコメントを頂きました。

2. 今後の取り組みについての協議

協議会の後、本事業を実施していた留寿都村・蘭越町の職員の方々と、国の動向を踏まえた今後の方向性について協議を行いました。harmoワクチンケアの実機を用いて、国主導で取り組んでいるデジタル予診票とこれまで開発してきたワクチンケア独自のデジタル予診票の機能を比較しながら、今後の具体的な実装方法や課題について、議論を交わしました。

職員の方々からは、これまで開発してきたデジタル予診票の利便性を、国主導で進めているほうにも活かして開発を行ってほしいというコメントをいただきました。

3. 医療機関への訪問~使用感のヒアリング~

報告会の後、harmoワクチンケアを導入いただいている医療機関で使用感のヒアリングを実施しました。看護師さん2名から、harmoワクチンケア導入後の予防接種の流れをお伺いし、アプリを使った感想や課題点などについて、貴重なご意見をたくさんいただきました。

今回いただいたご意見を参考に、今後のアプリの機能改善に活かしていきたいと思います。

これからもharmoワクチンケアは自治体や医療機関の方々と協力しながら、誰もが使いやすいPHRサービスとなるよう、開発に取り組んで参ります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?