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『遙かなる時空の中で6 外伝〜黄昏ノ仮面〜』へのお気持ち

演劇女子部ミュージカル『遙かなる時空の中で6 外伝〜黄昏ノ仮面〜』に通うこと9回目、東京から大阪の千秋楽に行ってその終演直後に呟いたお気持ちです。

そう、2019年6月 演劇女子部『遙かなる時空の中で6 外伝 黄昏ノ仮面』にドはまりしたのであった…。

自分は『遙かなる時空の中で』は家族がやっているのを幼少期に横で30分程眺めたことがあるだけで、ほぼ無知な状態でした。時々ハロプロのライブや舞台を観には行くけど、つばきファクトリーは4名ほどしか顔と名前が一致しなかった(メンバー9人なのに。)。
しかし、出会ってしまった。つばきファクトリー主演『遙かなる時空の中で6 外伝〜黄昏ノ仮面〜』に。

つばきのはるときとの出会い

●きっかけ
なぜ演目もメンバーもよく知らないのにチケットを買ったのか。
あれは新演目のビジュアルが出た時。
もう顔が!!!好き!!!すぎて!!!
ファンクラブの友達に「顔が好きなので3枚とってください」とそっこうお願いしました。顔が好きで。ちなみにめっちゃツボにはまった顔は「小片リサ@ダリウス」、「小野瑞歩@有馬一」、「本条政虎@岸本ゆめの」の三人です。

●波乱
しかし、この舞台、実は稽古期間中に怪我などで降板とキャスト変が相次いだんです。そして3枚もチケットを買うに至ったお顔が大好きな3人のうち、2人もキャス変してしまうのであった。
小片リサ@ダリウス→高塚梓、岸本ゆめの@本条政虎→ダリウスに。
つばきファクトリーちゃんをよく知らない自分でしたが、ご贔屓の顔が変わってしまったのが残念だった…。少し観に行く前に、メンバーが怪我とかしちゃったのも含めてテンションが下がっていました。

まぁ、もともと持ってたチケット3枚にその後6枚買い足して、大阪まで行くことになるんですけどね!!


どれだけ良かったか

どれだけ良かったか、これまで何度かお気持ちをまとめているので、そのライブな熱量をまずお届けします。

大好き過ぎてたまらず、生まれて初めてAmazonにレビューを書きました。
●Amazonレビューに投稿したお気持ち
最高に好き。
話も、歌も、芝居も、顔も全てが自分のツボに入ってたまらない作品でした。
つばきファクトリーのメンバーは半分くらいしか知らず、はるときは全然知らなかったのですが、キービジュアルに惹かれてチケットを三枚も買ってしまったあの日に感謝したい。
初めて見た時から衝撃が凄まじく、その後予定が許す限りチケットを買い増して9回行きました。

何回見ても面白い。
何回見ても泣ける。
大好きな舞台です。

お話ははるときらしく、異世界に飛ばされた主人公梓が戦いに巻き込まれていくというものですが、そこで出会う人々を知るにつれ、梓が強く変わっていく様がとても好きです。人気のゲーム原作だけあって、どのキャラクターもすごく魅力的で。特に本作では梓とダリウスにスポットが当たっています。梓は優しく素直で芯に強さがあるところ、ダリウスの心があまりに優しいところが、表情や声音、歌、視線の合わせ方などで丁寧に表現されていてとても好きです。
お芝居がそう、とても良いんです。人間関係が変わると声音が優しくなったり、必死に叫ぶところでは声をひっくり返したりという声の芝居も、表情や相手への触れ方、向き合い方で気持ちを示していたりと、細部に渡ってお芝居されているのが本当に良い…。
ミュージカルなのでたくさん歌もあるのですが、歌上手い……。二人で想いを重ねるように歌う曲、二人で想いをぶつけ合う曲、どれも本当に気持ちがこもっていて、胸が熱くなります。好き。
また舞台の使い方もよくて、思いがすれ違う歌では対角線上に動いたり、段差をうまく使って戦いのシーンに疾走感を出したりと、舞台をとても上手に使っていて、見ていてとても楽しいです。最後の曲での構図が最高に好き。エモーショナルが詰まってます。

本当に、つばきファクトリーにこの遥かなる時空の中で6をミュージカルでやってもらえてよかった…。
めちゃくちゃ最高の作品です!!!
大好きです!!!


●上演期間中に誰かに見て欲しくて書いたプレゼン
めっちゃくちゃ好き!!!!てなってしまったので!!!!うおおおーー!!!
全部いい!!最高!!と冒頭から延々語ってしまいそうなので、4点に絞って語るぜ!!!

1.顔がいい
本当に顔がいい。マジで。どこ見てても顔がいいマジで。ダリウスと有馬がワンカットに入るシーンがあるんですけど、めっちゃいい顔が一画面に入るもんだから「もう画面がわがまま!!!もっとやって!!」てなる。ほんとにみんな顔がいいので常に眼福である。さすがアイドル。前の方の席で観てると顔が良い……て無限に浸れる。観て!!!!!!!!

2.歌が上手い
歌が上手い!!!!マジで!!!!しかも15曲くらい歌う!!ありがとう!!
ダリウス達に力づくで攫われて、鬼が悪だと聞かされてる梓は怯えて帰りたいって歌うんだけど、その怯えを表す弱々しい歌声。そこからダリウスの真意を知るにつれて変わる感情を、歌声で本当によく表現しているんですよ〜〜!!!優しく気持ちを伝えたいとか、強い決意とか、相手への想いが歌に乗ってるんですよもう最高。観て!!!!!!
ダリウスもめっっちゃくちゃ歌が上手くて、梓への感情が変わるに連れて、冷たい歌声が愛情深く優しく切なくなったり、危険に巻き込みたくないからと突き放したり、はーーーーマジで本当に最高なんです。観て!!!!!
梓とダリウスがメインの話になっているので、二人で歌う曲が4つくらいあるんですよ。二人の歌声のハモりや掛け合いがめちゃくちゃ良い。この人達は言葉を交わすよりもも、歌で心を交わすシーンの方が多いんじゃないかって構成なんですけど(さすがミュージカル!最高!!)、もう歌が上手くてありがとうとしか言えねぇ。観て!!!!!!!
特に終盤の戦闘シーンで、梓とダリウスが歌で掛け合いするんですけど、梓はロングトーン多めで「一緒に戦う」、ダリウスは細かな拍で刻んで「君はここを去れ」という風に交互に歌いあって、「あなたは私が」「きみはこのおれが」『守る』で、言ってることは逆なのに心は重なってるーーー!!!!うわーーーー!!!!あぁああああーー!!!!てその歌声で胸に突き刺してくれます。
全部は語れないけど本当にめちゃくちゃ良い歌いいシーンばっかり!!!!!!観て!!!!!

3.芝居が上手い
芝居が上手い。イケメン、美少女というのは顔だけやない。もう立ち姿だけでイケメンだし、胸に手を当てる仕草だけでも美少女なんや。セリフだけでなく仕草でもめっっちゃしっかり芝居してて、例えば虎が梓を背中に庇うシーンでは武器の爪が梓の方を向かないように手首を返してたり、ダリウスが酷いことを言われてるシーンで梓は舞台の端にいて場面には参加してないのに、1つ1つに辛そうにしたりとか……もう本当に良い……。観てくれ……!!!!
そう、視線の合わせ方で関係性の変化を示すとかしていてね。最初はダリウスは強気で梓をまっすぐ見て梓は目をそらすんだけど、「ダリウスって優しい人なのかも」と思ってからは梓はダリウスをまっすぐ見て、梓が大切になってからダリウスは目をそらすようになる、とかも〜〜最高だから観て!!!!!!

4.話が面白い
面白いんですよこれが。梓とダリウスが互いのことを知って変わっていく様とか、相手の何が好きかとか、もうめっちゃ良い…………観て!!!!!!!
DVD出るぜ!!!!たぶん10月に!!!!!
観て!!!!

とにかく最高なんだーーー!!!!!
観てくれーーーーー!!!!!!!!


何故、こんなにもはるときに通ったのか?

いかがだったでしょうか?(まとめサイト風)
改めて、当時のツイートとかを掘り起こしたりしつつ、なぜ9回も通えてしまったのかを考察。

●9回も劇場に通ったあの日々
「同じセリフ、同じ動きで毎公演やっているけど、新しい気持ちを感じる、それが演劇の良いところ」というようなことを、ある日の公演後挨拶で小片さんが言ってたんですけど、まさにそこを観客としても感じていたからです。
いや私もいい歳の大人なので、そりゃ何回も見たら「飽きるんじゃないか?」とか、「昨日はあんなに感動したのに、今日見たらつまらないなって思ったらどうしよう」とか、観る前には不安に思うわけです。気が狂って劇場でその日の公演終了後にロビーで次のチケット買ってるんですけどね、思うの。
でもねぇ、毎回、前回より面白いんですよ…。そしてそれが、冒頭の小片さんの言葉に集約されると思うんです。
あと岸本さんもある日言ってたんですが、「演じる度にどんどんダリウスとしても、岸本としても、梓のことが好きになってる」みたいなことを。もうそれが本当に伝わって来るんですよねぇ。
そしてこの話は、梓とダリウスの関係が物語の中心にあるので、その二人の魅力が増す度に、劇の魅力も増すんです。もう9回通うのは必然。ちなみに9回というのは、自分が物理的に行くことができた公演するのMAX。もう少し行きたかっな…。

「アイドルになったのは、歌の力を届けたいから。だから今回のダリウスで届いてたら良いなと思います。」という主旨のことを岸本さんが仰ってたんですけど、ここにめちゃくちゃ届きまくってる人がいるんですね。
小片さんと岸本さんはどちらも演技が好きみたいだし、とっても大ファンになったので、また舞台やって欲しいです。


●特に梓とダリウスの温度が変わったなって思ったところ

これは千秋楽の日の呟きですが、本当ね、東京前楽あたりから、すごい二人が少女漫画的な切ない雰囲気になったんですよ。マジで。幻覚とかじゃないから。幻覚とかじゃないから。それまではちょっと少年漫画っぽさもあったんだけど、アレッ違うなって。
それがねぇ、大阪の楽で最高になったんや。
本当にお互いが愛しいんだなぁって、本当にめちゃめちゃめちゃめちゃ感じたんです…。この二人で歌う曲が多くて、そこで想いを伝えあうことがもちろんとっても多いんですけど、本当にいいんだ…。なんで歌声だけでいろんな気持ちを伝えられるんだ。同じ歌なのに、どうしてこんなに違う感情を見せてくれるんだ。
思い合う気持ちの多様さを教えてくれる、はるとき。二人の歌声。


いろいろ好きなところ

●みんなのこと
梓とダリウスのことばっかり書いちゃいましたけど、他の子達もだあああああい好きです!!!! 有馬とダリウスが一緒にいるともうイケメン欲張りセットだし、有馬の誠実そうな感じいいよね。あと有馬じゃないときの本人の可愛さがスゴイ。秋兵役の子は初舞台だったらしいんですけど、これで舞台が好きになったからまたやりたいって言ってくれたのとっても嬉しいです。任務と父への思いで揺れ動く良い役だよね。へにょっとしてるのに歌声が意外と通るので驚く。ルード君と虎は一生仲良く喧嘩しててほしい。千代はほんと儚くて可愛いね…、あの子がつばきファクトリーのリーダーだというのは後で知ったんですけど、癒しの力を持つリーダーいいわ…。千代と出会うことによって、初めて梓が大正時代において地に足がつくのが愛しいよね。子犬と文屋違った、少年と文屋のコンビも可愛い。コハクって名前をあげるところは燃えポイントの一つです。虎の「父は人間の子供を助けるために死んだのに、鬼だからその事件の犯人にされた」っていうシーン辛いんだよな。でもそんな虎が、梓にほだされていくのがいい。ほだされていくのも別にご都合とかじゃなくて、鬼と人が手を取り生きていけるようになってほしい、そのために自分の力を使う、って梓が決めて行動する姿を見てなのが熱いんですよ。あ~~。九段のお芝居、目立たないけどずっとナチュラルで安定してていいよね。あといっつも白龍の巫女を大切にしてるのがいい。ほんとに。片霧参謀総長、強い。友部もかわいいみんな最高~!


●箇条書きに好きなとこ
・小片の声が通るので、ダリウスって名前がめっちゃよく聞こえるのがこうなんかものすごく好き……。
・歌の中でダリウス、梓って何度も出てくるのすごく好き〜〜〜〜
・二人の間に深い河があったとしても、歌声は飛び越えていけるんだ……
・梓とダリウスが背中合わせになって、ハッと振り向くシーン美しすぎんか????なぁ????
・はるとき6エンディングの時、梓が舞台中央の一番高いところに立ってて、ダリウスが舞台中央の一番低いところで対になってるの好きだし、二人で歌うところでダリウスだけが踊るのが好き……。梓のために踊ってる感じがして…。


はるとき最高だ~~~~!!
こんなお気持ちを読んでくれてありがとう…!


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