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ギターれんしう記#2

休日は寝不足になりがちである。
なぜなら、遅く寝る割に早く起きるからである。
昨夜は休日なのにお風呂に入るのが遅くなってしまったため、余計寝るのが遅くなってしまった。

とにかく早く寝れば、諸問題の改善が見込まれるのは解っているのだが、どうしても時間は悪戯に過ぎてしまうもので、それがすんなり出来るものなら何も苦労はしないのである。

などとぐちぐち云っていても仕方がない。
きょうは新しく始まったのだから、また改めて生きるしかないのだ。

さて、さっそくギターのことである。
昨夜調べてみると。そうか、音感を鍛える、と表現すればよかったのか。となった。

わたしは歌唱は割合得意なほうだが、ギターの言語となると、昔からギターの音は好きだったとはいえ、その判別は依然むつかしい、と感じていた。

むろんそんなわたしは絶対なるものは持ち合わせてないので、相対音感を鍛えねばならない、ということになる。

そんなことを考えつつ、午前中のうちにお風呂掃除とナイトキャップの手洗いを済ませておく。

昼食の後に、相対音感のトレーニングについて調べてみた。

検索結果に並んだものをざっと一読してみたが、耳コピをするというのが大半で、初心者にはあまりにも壁が高く、あまりピンと来なかった。

(とはいえ音感を鍛えるとうたう動画があったのでそれは平日にでも見てみようと思う。)

そんな感じで相対音感について、あまりよく掴めないまま、とりあえずチューニングに取りかかった。

すると、驚くべきことに、これまでよりも短時間で音を合わせることが出来た。

もちろんきのうもチューニングしているため、そこまで変わっていないのだと思われるが、なんとなく手本の音と合致した、という感覚がいままでで一番強かったように思う。

さらに、ドレミファソラシドと弾いてみると、きょうは確信を持ってそれらの音を認識することが出来たのである。

はっきり判ると、それだけで楽しいし嬉しい。

そうして嬉々として、わたしが参考とする、なつばやしギター小学校の、「ギターを買って初日から7日目までの練習メニュー」というギター講座の動画を見つつ、その通り練習してみた。

ただのストロークひとつとっても、練習してるうち多少は様になってきたように思える。

その練習メニューの、3日目のコードチェンジまではかじった。
ここまでで出てきたコードは、EmとAmだけだが、さすがにコードチェンジはわたしにはまだまだすんなり出来ない。

ということで、本日はとりあえず3日目までで留まっておく。

気がつけばちょうど15時だったので、休憩とする。

休憩の後、少しだけ先程のおさらいをする。
本日はこれでひとまず細君との相対は終了とした。

そういえば、わたしはチューニングせずとも正確な音階を簡単に出せる楽器を所有していた。

そう、リコーダーである。

ということを思い出し、実はリコーダーを傍らにおいていた。

その流れで、ギターの後に久方ぶりにリコーダーの練習をした。

わたしがなぜリコーダーの練習をしていたのかと云えば、ZABADAKの楽曲『Poland』のライヴにおける風部のためである。

以前練習して覚えた、風部の2小節目(という認識でよいのか?)までは、音と指の変移はいまも覚えていて、何度か吹いてみると、割合すらすら吹けた。(とはいえ低いドなどはいまだへっぽこなことが多いので要練習である。)

この機に、このStay Homeの間に、『Poland』もマスターして、わたしも満を持してライヴで風部として参加したいものである。。。

そうして、きょうも終わっていく。

ギターについて、ただ弾けるようになりたいだけではなく、知りたいことがたくさんある。

音楽理論なども学んでみたいし、ギターという楽器そのものの歴史についても単純に興味がある。
(歴史については朧げだが聞きかじったことがあるような気もする。)

興味は尽きない。
少しずつでも、進んでゆくこととしよう。

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