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ガトーショコラをつくろうとしてブラウニーをつくった記

時は2月上旬。この時期は、どうしてもチョコレェト菓子がつくりたくなる。例え、それが製菓会社の陰謀だとしても。

題の通り、初めはガトーショコラをつくろうと思っていた。『眠れぬ夜はケーキを焼いて』の午後さんのガトーショコラをつくりたい、と思っていたのだ。

それなのに、何故ブラウニーに急遽変更したかと云えば、卵白と卵黄を分けるという物の初めの時点で、失敗したからである。

卵3個のうち、2個はふつうに分けられたのだが、最後の1個を無意識にそのまま卵白のなかに割り入れてしまったのが、事の発端だった。
お玉を使えば良かったものの、手近なスプウンで掬おうとしたため、慌ててしまったのもあるだろうが、卵黄が破れ、卵白と混ざってしまったのである。

(ちなみに、よく読み返してみると午後さんは、初めから卵白卵黄を分けず、スプウンで掬って分けるタイプであるらしかった。その描写が別の項にあったため、見落としていた。慌ててしまったのもあるし、わたしの使ったスプウンが小さすぎたのかもしれない。)

そんなわけで、全卵をつかうレシピにあえなく変更したのだった。

いつも使っていたレシピは卵2個使用のものだったので、その1.5倍の分量でつくることとなったわけだが、結果的に云えば、これはとても成功した。これまでで一番上手く出来たかもしれない。

手持ちのスクエア型と丁度ぴったりだった、というのがとても大きい。また胡桃のロースト具合も丁度良かったし、焼き時間もぴったりだった。丁度ぴったりだと、嬉しくなってしまう。

ということで、ここに自分用のレシピを記録しておく。

《ブラウニー 》(手持ちのスクエア型サイズ)

☆分量
ブラックチョコレェト 150g
卵 3個
バタ 90g※1
砂糖 100g
薄力粉 90g
純ココア 45g
豆乳 大1.5
ダークラム 大2前後※2
胡桃 90g※3

☆つくりかた
0. 型にクッキングシートを成形して敷く※4
1. チョコとバタを湯煎で溶かす
2. 砂糖、豆乳、ラム、卵を入れ混ぜ
3. 振るった薄力粉・ココアを入れ混ぜ
4. 適度に砕いた胡桃を入れ混ぜ、型に入れる
5. 170度に予熱したオーブンで30分焼く
6. 竹串を刺してくっつかなければ完成
*一晩置くとしっとりする。

※1 今回は家にあった減塩バタなるものを使用。他のバタも要検討。
※2 生地作成の終盤のほうで、なんか生地が硬いかな~と思い少々追加した。ラム好きなので多めが良き。
※3 実は胡桃は60g程しかなく、なんだか寂しいなと思い、何かないか探したところ、以前家族が業スーから購ったロシアの硬いビスケット(ココア)の残2枚を発見したので割入れてみた。ので、胡桃だけで再検討する必要がある。→追記
※4 つくりかた覚書
(参考: 午後『眠れぬ夜はケーキを焼いて』)

2022.2.11

追記:
ちなみに表紙は当日の夜、ちょっとだけ食べたい.......!となって端を薄く切った写真である。

そして翌日。しっとり、そしてラムの風味がしっかり感じられ、とてもよかった。かなり無限珈琲であった。

砕き入れたビスケットは溶けてしまったのだろうか、姿が見当たらなかった。と、思ったが、どうやら中心のほうに集まっていたらしい。
というわけで、ビスケットの有無で味への影響はない、と考えられる。

家族の評判も良く、これまでつくったなかで一番の出来栄えだったと云えるだろう。今後とも、微調整しつつ、試作していきたい。

追追記:
このラムの量だと、二晩寝かせると、しっかり全体に馴染んで大変良い。ということが分かった。

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