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【ヒプノセラピー記録】私の中には最初から希望しかなかったんだ

「私の中には最初から希望しかなかったんだ」

感動的なインナーチャイルドセッションだった。
その記録をここに残しておく。


私の中の子供が「いいなあ、いいなあ」と言っている

改めまして、こんにちは!
神戸の隠れ家鍼灸院「はりきゅうこころ間」
鍼灸師/ヒプノセラピストの山本起美代です。

私は今、ヒプノセラピストとして活動しながら、
ヒプノの学びを続けている。

ヒプノで自分を癒し整えていく中で、
様々な感情が湧き上がる。

まるでタマネギの皮が一枚一枚めくれるように、
ぺらんと剥がれると、
その奥にある感情が現れる。

私の中にはあらゆる感情が詰まっていた。
怒り、悲しみ、恐れ、不安、絶望感などなど。

その1つ1つに共感し癒していく中で、
このところくり返し
湧き上がってくる感覚があった。

自分と相手を比べ、相手を羨み、
「ズルいズルい」と思う気持ち。

その感情に共感し寄り添い、
丁寧に観察していくと、
その奥でただ純粋に「いいなあ、いいなあ」と
言っている感覚があった。

小さな子供がただただ純粋に
「いいなあ、いいなあ」と言っている。

日常のあらゆる場面で、私の中の小さな子供が
「いいなあ、いいなあ」と言っている。


感情の「種」を癒すインナーチャイルドセッション

くり返す感情には必ず「種」がある。

「種」とは、その感情を
人生で初めて体験した場面。

最初の「種」は、些細な出来事。

それが年を経るごとに、
雪だるま式に膨らんでいく。
そして、苦しい感情や現実がくり返されていく。

感情の「種」を癒して書き換えたら、
そのパターンは終わる。
そしたら現実は変化する。

子供時代に戻って、その「種」を見つけ出し、
癒すのが、「インナーチャイルドセッション」。
前世に戻って癒すのが、「前世セッション」。


「いいなあ」の種を子供時代に探しに行く

先日、セラピストのお仲間さんに
「いいなあ、いいなあ」の「種」を探しに行く
インナーチャイルドセッションをしていただいた。

誘導によって、
イメージの中で子供時代に戻っていく。


お腹の中の妹に「いいなあ、いいなあ」

最初に感じたのは、実家の縁側。
季節は初夏くらいだろうか。
私は3~4歳くらい。
まだ若い祖母と遊んでいる。

近くにお腹の大きな母が座っている。
母も若い。
赤いノースリーブのワンピースを着ている。

私はなんとなく気に食わない。
こないだまで母も私と遊んでいたのに。
母のお腹は日に日に大きくなっていく。
皆それを喜んでいる。
私は置いてきぼりにされた感じ。
私だけ見て欲しいのに。

きっとお腹の中の妹に対して
「いいなあ、いいなあ」。

この場面より更に奥に
感情の「種」がある気がする。

みんな男の子で「いいなあ、いいなあ」

更に時間を遡る。
実家の庭で、近所の男の子と遊んでいる。
皆同い年。保育園に入る前くらいだろうか。

ついさっきまで、同じように遊んでいたのに、
その中の一人が、私は女だからと意地悪をした。

悔しい、ムカつく、おもしろくない。
私だって一緒に遊びたい。
私は女だけど、男の子より活発なんだ。

みんな男の子で「いいなあ、いいなあ」。

この場面より更に奥に
感情の「種」がある気がする。

 

父ともっと遊んでいたかったのに

更に時間を遡る。
私は今度は赤ちゃんのよう。
実家の庭で父に抱かれている。

私はとても嬉しそうだ。
「高い高い」をされて笑っている。

そこにお客さんがやってきた。
父は私を母に預けて、お客さんと話している。

せっかく楽しかったのに。
父と遊びたかったのに。
おもしろくない、悔しい。
二の次にされたようで悲しい。

父と話しているお客さんに対して、
「いいなあ、いいなあ」

この場面より更に奥に
感情の「種」がある気がする。
 

いいなあ、私も家族のところへ行きたいなあ

更に時間を遡る。
今度はどうやら病院のよう。

産まれたばかりの私が、
他の赤ちゃんと共に並んでいる。

さっき、家族が見に来てくれたけど、
ガラス越しだったし、今はもう行ってしまった。

一緒に並んでいた赤ちゃんの一人が
家族に抱かれて部屋を出ていく。

「いいなあ、いいなあ」
「私も家族のところに行きたいなあ」

この場面より更に奥に
感情の「種」がある気がする。


いいなあ、私もこの中へ混ざりたい

更に時間を遡る。 
今度は、母のお腹の中だった。
私が生まれる前日のようだ。

こたつを囲んで、家族がご飯を食べている。
祖父母、父母、母の妹たち。

皆、私が産まれることを楽しみにしている。
まだかまだかと待っている。
家族の笑顔。温かい時間。

「いいなあ、いいなあ」
「私も早くこの中へ混ざりたい」

これがこの人生で初めて
「いいなあ、いいなあ」を感じた場面。
「いいなあ」の感情の「種」だった。


私の中には最初から希望しかなかったんだ

みんな私のことが大好きなんだよ!
私が生まれるのを待っているんだよ!

母のお腹の中の小さな私は、
はち切れんばかりの「陽」のエネルギーで、
そう言っていた。

私は愛されているんだよ!
私は世界に歓迎されているんだよ!

早くこの世界に飛び出したい。
早くみんなの仲間に入りたい。

無邪気で純粋で、真っすぐで、
楽しみで楽しみで、ワクワクして、
この世界に希望しか抱いていない。

そんな私がそこにいた。

ああ、そうか、これが私だったんだ。
私はこんな風に生まれてきたんだな。
こんなにエネルギーに満ちていたんだな。

自然と涙が流れていた。

小さな私(インナーチャイルド)の
はち切れんばかりのエネルギーが
大人の私の中に満ちてくる。

まるでガンダムみたいだ。

小さな私が大人の私の中にいて、
私を内側から突き動す。

「さあ!行こう!!
この世界を思いっきり楽しもう!!」

期待と希望に満ちて、操縦席に座っている。

そんなイメージが浮かんできた。

すごいな、私のエネルギーは。
私はこんなに動きたかったんだ。

私のインナーチャイルドは、
まさにこんなイメージだった。

そっか、私をくり返し苦しめていた
「いいなあ、いいなあ」の種は、
こんなにもキラキラした純粋な想いだったのか。

そうだったんだね、そうだったんだね。

とても感動的で、印象的なセッションだった。

「世界には最初から愛と希望しか
なかったということを思い出すこと」

「純粋な無邪気さで、
人生を楽しんでいけるということ」

それが、このセッションを通して、
私が受け取ったメッセージ。

ヒプノセラピーのセッションは、
深い気付きと変容を引き起こす。

それは、自分自身でセッションを体験し、
気付きを得て、メッセージを受け取るから。

あなたも体験してみませんか?

「本当のあなた」を取り戻しに行きましょう。
そして「本当のあなた」を生きましょう。

セッション予約はHPより。

あなたがあなたを取り戻す
お手伝いをいたします♡


PS、おまけ

これは、質問家マツダミヒロさんが作った
魔法の質問インスピレーションカード。

2023年に参加した「魔法の質問合宿講座」の中で、
参加者が一枚ずつカードを引いた。

その時、私が引いたのがこのカード。
カードを見た瞬間、泣けてきて仕方なかった。

やっぱりこれは私自身だったんだ。
すごいなあ。全部がつながっていく。
潜在意識って、おもしろいね。


応援ありがとうございます。こころより感謝いたします。