にじさんじの卒業者の多さ

先日、ライバーの卒業が発表された。
よく観ているライバーのうちの1人であったので非常にショックだったが、決まったことに対して今更何を言ってもしょうがないだろう。

にじさんじは他の事務所と比べ卒業者が多い、いちばん多いときには海外含め年に20人くらいは卒業している(代わりに同じくらいデビューしているが)なぜこんなに多いのだろうか。


要因として考えられるのは、にじさんじの運営方針だ。

にじさんじにはアイドルとかゲームといった、明確な全員共通の目標というものがない。ひとりひとり個別のやりたいことがあり、運営はそれを支援する。というようになっている。
なので、にじさんじは個人の目標を達成するのための媒体でしかなく、充分な成果を出した(あるいは出せそうにそうにない)、他にやることが出来た等、にじさんじからのサポートを受ける必要がなくなればいつまでも在籍している理由はないので、そのまま卒業してしまうのだ。

さらに、いつのインタビューだったか失念してしまったのでソースはないが、田角社長(おそらく)が自身の目標のために、にじさんじをスキルアップの手段として利用しても良い。という旨の発言をしている。

つまり、やりたいことのためならにじさんじに留まらず、他のところに行くことを運営側が肯定、というか推奨してるのだ。

一次ソースではないが上記の内容が話題にあがっている(48分頃)


その他の理由としては、所属ライバー数の膨大さもあげられる。

人数が少なければ、ひとりでもいなくなれば会社に与える影響は大きい。登録者が多かったり、何かのユニットであったりすればなおさらだ。なので、運営側もあれこれ引き留めようとしたり、ライバー側もやめることを躊躇するかもしれない。
しかし、にじさんじには業界最大の人数が所属している。さらに、下位組織であるVTAも大勢デビューを待っている。ユニットだっていっぱいだ。そうなれば何人いなくなったとしても会社もどうにかなることはないだろうし、無理矢理引き留めて後々こじれてた方が問題になると思うので、運営も辞めることを止めようとはしないだろう。

そもそも一定数辞めていくことを想定してるからこそ、大勢デビューさせているのではないだろうか。


こういった理由から、にじさんは辞めることに関してハードルが低く、卒業生が多いのではないかと考えられる。

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