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自己紹介と音楽遍歴

はじめまして、はりねずみです。

面接落ちた日本死ね!!!

20代男性、面接に落ちる。これによって色々と自分を変えなくてはと焦り、その中の一つとしてとりあえずnoteを始めてみることにした。
日記を習慣化させることを何度も試みた自分としては、何かテーマがないと長続きしなさそうだということで、一番好きな音楽を軸に書いてみようと思った。主に好きな音楽や気になった音楽、行ったライブの感想などを書いていきたい。

自己紹介といっても、これといって特筆すべきことの無い人間なので24年間の音楽遍歴を振り返ってみることにした。

聞いてきた音楽たち


小学生、親の車に乗る

この頃は親のクルマで流れている音楽に影響を受けやすい。トラックドライバーである父が車内で基本的にFMラジオのNACK5を流していた。『FUNKY FRIDAY』や『ACCESS TO YOU』などの番組では最新のヒットチャートランキングを紹介するコーナーもあって、当時流行っていたJ-POPをここでよく聴いていた。車内では時々、昭和の歌謡曲も流していたので、父と一緒にロス・プリモスの『ラブユー東京』をよく口ずさんでいた。
母は氣志團とDJ OZMAを聴いていた。ずっと、何年も。

小学校高学年の頃、いきものがかりを好きになる。初めて買ったCD『ライフアルバム』をラジカセで流しながら宿題をやっていた。

ミュージックステーションを毎週のように観ていた記憶はあるが、いきものがかり以外に特定のアーティストにハマることは無く、ちょっと音楽が好きなくらいの小学生だった。


中学生、初ライブに行く

中学入学くらいのタイミングでiPhone4を手にしたことによって、音楽ライフが一気に豊かになる。きっかけは覚えていないが「サカナクションめっちゃイケてる!」「アジカンかっけえ!」「フジファブリッククセになる!」と衝撃を受けた。多分YouTubeのおすすめかなにかにあがっていたんだと思う。ここから邦ロックを聴くようになる。

中2のころは3歳上の姉の影響も大きく受け、東京事変にどハマりする。が、1年も経たないうちに解散発表。解散ライブを観にいきたい!と思うも、武道館のチケットは取れず、ライブビューイングを観に行った。大雪の日に中学を午後から抜けた。完成された東京事変のパフォーマンスにライブを全く知らなかった中学2年生の少年は、画面越しながらも感銘を受けた。

中学3年生では同じクラスにバンド好きがいた。中学生までは無料で入れるフェスが地元で開かれた。せっかくなので観に行こうと、自分とバンド好きの友達と友達の姉、友達の姉の友達の4人で行った。キャパも数百人の小さなロックフェスだったが、そこに赤い公園やKANA-BOON、ゲスの極み乙女。などが出演していた。今考えれば、主催者の慧眼がすげえ。ライブのノリ方も知らず、というか思春期の少年には曲に合わせて揺れたり手を上げたりということすら恥ずかしく思ってしまって、後ろの方で眺めていた。

しかし、ゲスの極み乙女。にしっかり撃ち抜かれ、初めてライブハウスに行った。下北沢SHELTERで爆音を浴びた。バンドかっけえ…ライブ楽しい…と気づいたら身体が動いていた。

他にもちょっと昔のバンドも聴いてみようと、UNICORNやTHE YELLOW MONKEYも好きになった。そんなバンド好き少年になった中学時代。


高校生、アイドルにハマる

中学生の頃同様、基本的に邦楽バンドばかりを聴いていた。しかし、スマホを学校に持って行けるようになったことと、授業間の休み時間に誰とも話さずイヤホンをしながら机に突っ伏して寝ているような人間になってしまったことで、音楽に触れる時間はより長くなっていった。

当時所属していた演劇部はアイドルオタクが多かった。ももクロ、でんぱ組、WACKグループのファンがいる中、私立恵比寿中学にどハマりし、お小遣いのほぼ全てをつぎ込んだ。他にお金が回せなくなっていたので、この時期はバンドのライブにはほとんど行かなくなっていた。

母が職場の人からなぜかベースを貰ってきて、ちょこちょこ触っていた。軽音部が無かったので、文化祭でバンドをやろうにも人を集めるのが大変な高校だった。全く話をしたこともない同級生が、どこから話を聞き付けたのか「ベースやってんだろ?文化祭でバンドやろうぜ」と言ってきた。文化祭ではONE OK ROCKとvistlipを弾いた。ボーカルとギターはチヤホヤされたらしいが、自分は次の日からまた机に突っ伏して過ごす日常に戻った。「俺らで武道館行こうぜ」と言っていたボーカル、彼は元気にしているだろうか。


大学生、フェスに行く

大学に入り、一人暮らしを始めた。バンド好きの友達も何人か出来て、フェスに行って楽しんだり、同じバンドが好きだった彼女と別れたあと、そのバンドの失恋ソングを「俺のための歌だ」と言ったり、大学生すぎる過ごし方をした。

いろいろなフェスに行ったことで聴いてこなかったアーティストやジャンルの音楽に触れることが出来て、偏見や聴かず嫌いもだいぶ減ったと思う。

大学4年、「さっさと就職決めて、全国のフェス行きまくるぞ!」という夢のような幻想は、コロナ禍によって儚く散った。


20代男性、面接に落ちる

そんなこんなで2023年6月、面接に落ちた。すぐ板歯目というバンドのライブに行った。面接に落ちても、板歯目めちゃくちゃかっこよかったし、めちゃくちゃ楽しかった。多分この先、板歯目を聴いて「面接落ちた時ライブ行ったなー」と思い出すと思う。
いきものがかりを聴くと『ライフアルバム』を買った時、TSUTAYAのレジで小学生のほぼ全財産が入った財布を開くことに緊張したのを今でも思い出すように。
ゲスの極み乙女。を聴くと、下北沢SHELTERに前でゲリラ豪雨に打たれ、目の前のローソンで傘を買ったことを今でも思い出すように。

多分、音楽と日々の記憶を結びつけて生活を送っているので、音楽を軸にnoteを書いても、自分であとから見返したら普通の日記になるんだろうな。それならそれでいっか。


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