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誕生月に作る、夜風を感じたいプレイリスト


私事ですが、針野 音色は9月21日に誕生日を迎えて、無事一つ年を重ねることができました。(年齢?とりあえず平成生まれ……とだけ、お伝えします。)

8月には、Skoop On SomebodyのTAKEさんの誕生日にちなんで、TAKEさんの歌声を聴いてほしい5曲を選曲して記事を書きました。

そして、自分の誕生日にもちなんだ何かをやりたいなと思ったので、私が聴きたいと思うプレイリストを作りました。今回は完全に自己満企画です。いいだろう自己満でも。選曲していくうちに、切ない曲が多くなりました。

作成したプレイリストがこちら。タイトルは夜風を感じて聴きたいプレイリスト
後にライナーノーツっぽくあれこれ語っていきます。



1曲目はSkoop On Somebodyの"Tonight the night"

トップバッターは絶対この曲と決めてました。この曲で始まるプレイリストをめちゃめちゃ作りたかった。
イントロ抜きでTAKEさんの"Tonight's the night, let's get on down"から始まるの、約束されたかっこよさしかない。(だけど、実はこの曲はカップリングだったりする)
コーラス含めて、歌声がめちゃめちゃいいんですよね。全体的に色気を纏った歌声で、だけど甘い感じを含んでるような部分もほんの少しあるし……バックトラックもシンプルだけど、深みがあってグルーヴがあるのは、流石SOSと思ってしまいます。


続いては削除(Sakuzyo)で"Destr0yer(Acoustic Instrulment)"
今回、このプレイリストをやる上でもう一つやりたかったこと。それがSkoop On Somebodyと削除さんを繋げる。ジャンルが全然違うからこそ気持ちよく繋げたい。
原曲のDestr0yerはデジタルなテイストで、Youtubeで公開されてるMVでは削除さんがビームなんかも放ったりする超インパクトのある曲ですが、こちらのDestr0yerはそうではなく、アコースティックな構成ですごく切ない感じになっていて、特にピアノとアコギの使い方とか好きです。聴いていて、荒廃した風景が目に浮かびます。(と、いうか削除ビームで焼け野原になった世界という感じがする)


3曲目はTHE YELLOW MONKEYの"砂の塔"
弦楽器がとにかく光る1曲。ストリングス、エレキギター、アコギの音色と、ピアノが織りなす世界観が美しい。また、MVの世界観やストーリーもいいなと思います。ミステリアスで、最後はどうなるんだろう……と、あれこれ考えてしまいます。


4曲目は電気グルーヴの"Nothing Gonna Change"
8分4秒。深く深く沈んでしまう感じと、冷たい空気感を感じて欲しい。
この曲が持ってるグルーヴの絶妙な感じは、最早アートじゃないかなと私は思います。歌詞は"my heart is like a satellite of yours round round round around you.(衛星みたいなこのハート あなたの周りをグルグル回る)"だけ。言葉にした気持ちよさも電気グルーヴならでは。卓球さんと五島さんの暗然な感じの歌声も好きです。


5曲目はMONDO GROSSOの"ラビリンス"
ふわふわと漂ってる感じのシンセサウンドと、柔らかいけど、すっと落ちていくようなピアノの音が大好きです。そして、透き通るような満島ひかりさんの声が広がっていくのがとっても心地いい一曲です。


6曲目は宇多田ヒカルで"HEART STATION"
イントロのシンセと、歌詞のストーリーやフレーズが好きです。もちろん、宇多田ヒカルさんの引き込まれる歌声も素敵。
事情があって別れて、忘れたいのにいい思い出がありすぎて忘れられなくて、そして、離れていてもどこかでまだ心はどこか繋がっている。
"恋人たちのHeat Station"と"罪びとたちのHeat Station"というフレーズどちらも使われてるのがすごく好きです。


7曲目はゴスペラーズで"Love Vertigo"
この曲も歌詞が好きです。どうにもならない間違った恋愛。
与えても奪ってもいけない。なのに、心が傾くのは止められなくて……そして、"二人"で光に振れている。ストーリーに圧倒されます。
そして、酒井さんのあの澄んだクリスタルボイスが歌うから、いい意味で恐ろしい(し、歌詞も書いているのも本当に信じられない。)
そもそも、歌いだしが"倒れていくように恋をした"……って、何をどうすれば思いつくんだろうと、とても思います。


8曲目はKool&The Gangで"Summer Madness"
先月、夜にラジオで初めて聴いたんですが、翌日とか1曲だけリピートしながら世界観に浸ってたりしてました。(同時に思っていたよりも疲れてたんだな、私。と思ったり。)
夜っぽい空気感、太いベースラインとドラムのグルーヴ。そして後半のシンセの音色。ホント心地よくてずっと聴いていられます。
ちょっと箸休めな感じでインストでもどうですか?と、思い選曲しました。


9曲目は野猿feat.CAで"First impression"
CAちゃんの声、柔らかくて甘くて、このシングルの3曲だけでしか聴けないのが本当に本当に勿体ない。終盤のテルリンとCAちゃんのデュエット、番組スタッフ2人とは思えない。
野猿の楽曲は20年以上経った今でも色褪せなくて、ふと聴きたくなる時が今でもあります。あの頃のテレビは現代から見れば品が無かったり、炎上するような内容だったのかもしれない。でも、面白かったし、夢があった……なんて思います。あの頃は本当によかった。


10曲目はglobeで"Can't Stop Fallin' Love"
懐かしい曲が続きます。個人的にはこの頃のJ-POPのなかで不倫が一番綺麗に見えるラブソングじゃないかなと思います。序盤のピアノからの、アコギとパーカッションが生み出すグルーヴ、そして終盤のエレキギター。引き込まれます。
KEIKOさんの声、優しいけど強い部分もあって、綺麗な声で好きです。


ラストを飾るのはHYの"さあ行こう"
HYの隠れた名曲を最後に持ってきました。シンセとエレキギターの音色が作る世界観が大好きです。あと、ずっしりと響くスネアの音も好き。
いーずーの胸が締め付けられる歌声、ひーでーの優しい歌声。そしてサビのデュエット。切ないなかにも力強さもあってすごくいい。夜というか、夜明け前と海が似合う曲じゃないかなと思います。


以上、11曲。好きを詰め込みました。今時の音楽は一切無く、凝った曲だらけなので「全部知ってる!」って人はなかなかいないと思います。
だけど、自信作です。個人的には夜に車を走らせて一人で聴きたい感じかな。


よろしければ聴いてみてください!


趣味は書くこと、聴くこと#03

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