細かすぎて伝わらないKO-HEYさんの好きなドラムの音紹介

びっくりしました。Skoop On SomebodyのKO-HEYさんの復帰。同時に『細かすぎて伝わらないKO-HEYさんのドラム紹介』やるしかないな。と、思いました。「今すぐ書け、今すぐだ。絶対にやったほうがいいぞ。ドラム好きだろ?wお前」という声が、どこかから聴こえたような気もします←
7割は勢いで書きましたので、若干、荒削りな感じになっているかもしれません。


ドラムを叩いていたのは中学校の3年間(しかも吹奏楽。要するにパーカッションの一部として)だけな私ですが、濃い3年間だったので、それ以降は音楽を聴くうえで特にグルーヴを非常に重視するようになりました。そのため、グルーヴの肝ともいえるドラムに耳が引っ張られて、気がついたら歌よりもドラムを聴いていた……なんてこともあります。それぐらいドラムの音が好きです。

そんな前置きはさておき。

KO-HEYさんのドラムを聴いてて思うのは、スネアとハイハット(オープン、クローズ含む)、シンバルの使い方が非常に長けてる人だと思います。あんなに気持ちいい、すごいを通り越した音鳴らせる人、いますか?
(そもそも、Skoop On Somebody自体がすごいを通り越してますよね。)


今回はドラムの音だけ限定、頭に出てきたものを5曲選びました。こういうものは考えこんだら負けだと思ってます。直感勝負。パッと浮かぶ=それだけ強く頭に残っているということですので。
もしかしたら、細かすぎて伝わらないかもしれません……故に、伝わった人とは、お酒片手にじっくり音楽の話ができると思います。それぐらい、細かいです。




1曲目:”No Make de On The Bed”の間奏明けのサビ【2:47~3:04】
『飾らない』のところ、サビでここだけ唯一ハイハットのビートが細かくなるんですよね。絶妙なスパイスになっていて、すごく好きです。このわずかな違い、小さな違いだけど、あると無いでは大違い。
デビュー曲でこれを入れるのって、すごいことじゃないかなと思います。
ある意味、勝負に出てるというか、とても思い切ったことしているんじゃないかなと。同時に元から持ってるもの、KO-HEYさんらしさがわかるところ、センスがある証拠だと私は思います。


2曲目:"This New Moring"の最後のサビ【4:20~4:54】
『こんな奇跡は二度と起こらない』の前のシンバル3回。まず気持ちいい。
だけど、これだけでは終わらず、2回目の『on this moring with you』のハイハットのオープンクローズ→シンバル2回→ハイハットのオープンクローズ。このサンドイッチみたいに挟まれたシンバル2回が、もっと気持ちいいです。
「な、なんなんだこのサビ。シンバルのタイミングがめちゃめちゃバッチリ過ぎる。○じゃない、◎じゃない、花丸ものじゃないか……!」と、思うぐらい、好きすぎる部分です。

特に、後者は最初に聴いたときからすっごく頭に残ってます。それぐらい、音がキレイです。ぜひとも耳を澄まして聴いてほしい。


3曲目:"wanna,wanna,wanna"の2番Bメロ【1:49~2:08】
Bメロなのにドラムの聴きどころ満載。「もっと知られて欲しい、このBメロのドラムの魅力を」って、キャッチコピーつけて広めたいぐらい、推せる部分です。
最初のタム→シンバル2回→ハイハットはぐっと深いところに持ってかれる感じがあるし、『果てることなき』のシンバルとハイハットは、何度聴いても絶対に身体が動くぐらい、最高です。

また、サビにうつる前のシンバル2回→ハイハットオープン→畳み掛けるようなスネアの連打も、めちゃめちゃ気持ちいいです。(この曲のスネアの畳み掛ける感じはすごくいいです。特に終盤とか。)


4曲目:"Soul'n'roll"の間奏明け、『She's the one,……』と歌が入ってくるところ【3:51~4:11】
間奏からどんどん勢いがつきはじめて、ここからが真骨頂。TAKEさんの歌入ってきますが。ここから真骨頂と言えるんですよ。ここからが(しつこい)

最初の絶妙な音のシンバルばんばん2回(これ以外の表現が見つからないです。ごめんなさい)、4:00からのスネア連打→シンバル連打、4:05で再びシンバルばんばん2回、ラストは4:09の強めのオープンハイハット連打。ベースとがっつり絡んで、そしてTAKEさんの歌にバトンタッチ。

この部分、どれだけ気持ちいいシンバルを浴びせ続けるんですか、この人……ってぐらい、いい音をガンガン鳴らしてます。そして、書き表せないですが、この20秒間はハイハットオープンもすんごくタイミングよく入ってます。
個人的に、この曲はここまでがKO-HEYさんのターンだと思ってます。間違いなく。だから聴いてください。いや違う。聴け←


5曲目:"happypeople"のサビ全部【0:54〜1:12、1:46〜2:19、2:46〜3:20】
ハイハットのオープンクローズ、そしてタンバリン。
決して目立ったりはしてないですが、この2つが屋台骨みたいにこの曲をしっかり支えてるんですよね。そこがいい。特に、ハイハットのオープンクローズの音がいいなと思います。縁の下の力持ちとも言える、そんな素敵な音が奥で鳴ってます。

happypeople、聴いててとっても楽しくなるグルーヴですよね。サビが終わってアコギが前に出てきたところは、聴いてる側はすでにノリノリで明るい気持ちになってる以外の、なんにでもないです。すっごく楽しい気分になれます!
(※アルバムのクレジットにパーカッションの記載が無いので、タンバリンはおそらくドラムセットに入れてるのかな……?と、勝手に思ってます。)


以上の5曲でした。紹介した部分だけ、ちょっとだけドラムに耳を傾けてみてください。重低音のうねりを感じて聴くのも勿論いいんですが、ここで紹介した部分を聴く際は、できれば中高音がキレイに聴こえるもので聴いてほしいなって思います。
(……余談ですが、私はSHURE AONIC50で聴きながら書きました。ハイハットとシンバルが綺麗に聴こえますし、適度に締まった低音も鳴ります。)


来年はデビュー25周年。聴き始めて私は1年ちょっとの人ですが、After X’mas PartyのSing a Song、演奏はもちろん、あったかい感じや笑顔がとても素敵でしたので、再び3人になったSkoop On Somebodyの作る音楽をものすっごく楽しみにしてます!


(趣味は書くこと、聴くこと #06)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?