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はじめに ~TVディレクターから鍼灸学生になった理由~

※この記事は、鍼灸学生当時に書いたものです。
2022年春に国試合格し、現在はフリーランス鍼灸師です🐼💖

はじめまして。大阪の鍼灸学校3年生のちはると申します。
2022年2月に、はり師・きゅう師の国家試験を受験予定です。
自作した勉強資料が色々出来たので、noteで公開することにしました。
お役立て頂けたら幸いです🐼

【自己紹介】


鍼灸学校入学前は、TVディレクターを17年していました。

とてもやりがいのある大好きな仕事だったのですが、30代後半から体力の衰えを感じるようになっていきました。

「この仕事、いつまでできるんやろ・・・」

【放送1~2週間前の生活】
・あまり寝ていない
・まともな食事をしていない
 (お菓子は食べている)
・職場にいる時間が異常に長い

「取材先、視聴者を傷つけない」
「間違った情報を出さない」
「視聴率をとる」
「良い番組を作る」

ためにやるべきことが、山のようにあり、肉体的・精神的にもめちゃくちゃ大変でした。

疲労がピークになると
・頭はぼんやり靄がかかったように
・胃が痛い
・腰が痛い
・足がむくむ
・体温調節できなくて、冷えが悪化
・寝不足なのに、早く起きてしまう
・悪夢をみる
 (放送日なのに準備できてない的なやつ)

などなど、色んなところに不調が増えていきます。
でも、放送日は迫ってくるので、増々激務に。

一番困ったのが、頭が働かなくて、文章が書けないことでした。
VTRのナレーションコメントを考えないといけないのに集中力がなく、良いアイデアも出てこない。

そんな私を支えてくれたのが「鍼灸治療」でした。

鍼を数本打つだけで、
・脳がクリアになり集中力アップ
・前向きな気持ちに
・胃痛が治まる
・椅子に座れる
・花粉症が軽減

などなど、沢山の効果を感じ魔法のような治療だと感じていました。

疲れた心身を鍼灸治療でメンテナンスしつつ、何とか仕事を続けていたのですが、40代になり増々体力の衰えを感じるようになっていきました。

そこで、改めて自分の人生について考えてみました。

「50代になって、今のような働き方はできない。でも管理職になって、お金や人の管理をするような仕事はきっと私には向いていない、、、」

悩んだ末、TVディレクターを辞めることにしました。
当初は、関西に戻って転職しようと思っていたのですが、ハローワークで「教育訓練給付金」というお金をもらいながら学校に通える制度があることを知ります。

そこで、急遽方向転換。
「全く新しいことを始めるなら、自信を持って大好きだといえることがしたい!私の生活を支えてくれた鍼灸治療で誰かの手助けをしたい」

専門学校入学を決めます。
東京から大阪に戻り、鍼灸学校に入学。41歳でした。

3月末ギリギリまで働いていたので、引っ越し&入学手続きなど色々大変でしたが、なんとか学生生活がスタートします。

そこで気づいたのが
・寝不足、食べすぎ、引きこもり  → 体調悪くなる
・よく寝る、夕食控える、運動する → 体調良くなる

当たり前のようですが、今までの生活は自分で自分の体調を悪くするようなことをたくさんしていたんだなと、改めて気づきました。

仕事をしていた時の私は、とにかく忙しくて一つの番組を放送したら、少し休んですぐに次の放送に向けて動き出すという日々。
疲れているということにも気づけないような生活だったのではないかと思います。(疲れていても、やるべき仕事は山のようにあるし)

「この仕事ができるのは自分だけ、とにかく頑張らないといけない」

自分の睡眠や自由時間など、色んなものを削ってひたすら仕事をしている方も多いのではないかと思います。
でも、ちょっと待ってください。

本当に代わりがいないのは、自分の人生です。

自分自身が心身ともに健やかでないと、良い仕事はできないし、人生も楽しめません。
自分自身を一番大切にするという土台がないと、仕事や他者との関係もうまくいかないのではないでしょうか。

自分を大切にする  =  適度に寝て、食べて、運動する

これにつきると思います。
そのサポートとして、鍼灸治療などがあり、うまく活用すれば毎日のQOLがぐっと上がります。
ぜひもっと沢山の方に鍼灸治療を経験してほしいです。

私はまだ学生ですが、
「働いている時の自分が欲しかった治療院をつくる」
「自分大好き! 毎日が楽しい!と言える人を増やす」

を目標に、日々勉強中です。

鍼灸治療で、人生が豊かになる人がもっと増えますように。

ここまでお読みくださり、ありがとうございましたm(_ _)m

ありがとうございます🐼いただいたサポート代は、治療院めぐりや、勉強会参加費に充てさせていただきます。