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鍼灸と腰痛、釧路はりきゅう彩り

腰の痛みに悩まされて、鍼灸にかかる方は昔から多くいらっしゃいます。

腰痛は多くの方が経験されていると思います。


日々の労働やスポーツの練習により体を酷使し、徐々に腰に疲労が積み重なり、いつのまにか慢性的な腰痛になっていたり

体の柔軟性が低下しているときに、重たい荷物を持ち上げたりするときに起こるギックリ腰(急性の腰痛)

平成28年、厚生労働省による国民生活基礎調査によると、
日本人が症状を自覚するランキングでは、男性1位・女性2位が「腰痛」です。

「痛み」とはいかなくても、腰の筋肉が張っていたり違和感を感じる方もいらっしゃいます。

釧路はりきゅう彩りでも、腰痛などの腰のお悩みのある方に鍼灸をしています。

カルテ記入・問診をして、どのような生活をされているのかをお聞きします。

体の筋肉の張り、可動域、痛みがある場所を確認します。

脈診・腹診・舌診という古来より伝わる東洋医学の診断方法もすることで、

「この患者様に使うツボはどれにしようか」と頭を働かせます。

腰痛に限らず基本は低刺激。
全身を整えます。

直接、症状のある場所に鍼灸をすることはあまりありません。

まずは手足にあるツボを使い、施術をすすめていきます。
もし最初から症状のある場所に刺激をすると、そこの部分に刺激がいきすぎてしまい、症状の増悪が起こる可能性があります。

手足のツボで、腰含めて全身を整えます。

腰痛といっても、腰だけの問題ではありません。
腰の筋肉は骨盤とつながり、
骨盤にはお尻や太ももの筋肉がくっついています。

太ももの筋肉は、膝から下にくっつきます。

そして、腰の骨・背中の骨・首の骨は連なり、筋肉もつながります。

体のパーツはつながっているから、腰以外の部分も整える。

すると体が良くなります。

カルテをお書きいただくのと、問診でお話を伺うのは、
症状の具合はもちろん。症状以外のお体の具合を確認していく為です。

使うツボを選ぶことで、低刺激でも効果がでます。

今日から10月になりました。
釧路は季節外れの気温で少し暖かいです。

秋がすぎると冬。
実は冬になるとギックリ腰の患者様が多くなります。

冬を楽に元気にすごすため、腰を含め身体を整えることはオススメです。

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