さてどう売ろうか

6月の初めにいちごが赤くなりました!いよっしゃあ!!

さっそく収穫して近くの道の駅に出荷してきました。

大した数は出せませんでしたが、最悪収穫不可も考えていたので全然OKです。今この一瞬だけほっとさせてください。

現在いちごはFBで宣伝し、ありがたいことに注文をいくつか受けている状態です。

次の問題は収穫がいつまで続くかですね。去年は6月20日頃で大体収穫できなくなったので、それを基準に考えるべきでしょう。

栽培2年目で課題は目白押しです。祖父が作っていた時より小玉ですし。それでも2年連続で収穫にこぎつけることができた経験は大きな糧です。栽培技術の勉強と並行して、売る技術そのものを身に付けていきましょう。何せ1年で収穫期間が3週間ほどですからね。どんどんやることやらないとあっという間に次のシーズンに突入していしまいます。色々チャレンジしないと。ただ収穫して道の駅に出荷するだけでは駄目なのです。作った物をもっと宣伝して、欲しいという人に確実に届く形を作っていかないといけません。

当初の計画では栽培開始して数年間は栽培技術を身に付けることに専念しようかと思っていました。獲らぬ狸の皮算用ではないですが、宣伝して肝心のいちごが収穫できなかったら目もあてられませんから。確実に収穫できるという確信がない状態で大々的に宣伝するつもりはありませんでした。少なくとも3年間、連続して収穫できてから。そう考えてたんですよ本当は。でも時間は有限です。宣伝しておきながら結局収穫できなかったとしても、『いちごなりませんでしたごめんなさい』でいいですよね。善は急げです。1年でも早く宣伝をしてたくさんの人に知ってもらった方が何かと都合がいいと判断しました。1年目で大体栽培の流れがわかったのと、このいちごの生命力の強さを理解したというのも前倒しとなった大きな要因です。

私にとって道の駅に出す一番のメリットは、値段を自分で決められることです。売れなきゃ売れないで設定と売り方を変えるという風に、自分の考えで方針転換できます。全量買い取ってくれる場もありがたい存在ですが、商売の面白味を感じるには販路も自分で決めたいですね。

さて現状を整理するに、とりあえず注文を受けている人へいちごを送りましょう。そしていちごを置いてくれそうな店とコンタクトを取りましょう。この場合値段と数量を自分が設定しなければいけないです。今のフェーズは一人でも多くの人にこのいちごの味を知ってもらう段階なので、金額は低くてもいいかなと思いますが。さてどうしたものか。何事も最初が肝心なので少し高い値段設定するのも手だとは思うのですが。でも極端な話、いちごの販売だけで大きく収益を出そうとは考えてないのです。最終的な狙いは別のところにあります。それはまだ秘密ですけど。

こうやって考えると、自分の頭には『商売をする』という回路が全く無いなと痛感します。経験していないのだから仕方ないと言えばその通りなのですが。やはりサラリーマンとして過ごしてきた以上、この手の得られるスキルには限界がある。そういったことを勉強する場としてこのいちご栽培と販売は最適だと思うのですが、それとは別に体系的に学ぶ場が欲しい。栽培11ヶ月で販売3週間のこのピーキーな作物を最大限活用する方法を考えなければいけません。日々日々勉強です。

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