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《絵本レビュー》パンどろぼうvsにせパンどろぼう

こんばんわ!

今日は、祝日でしたね。
子育て中の祝日は、祝日じゃないんですよね。(笑)

今日は、朝一番に地元のTSUTAYAへ行ってきました。
絵本コーナーが、こじんまりしてて少しガックリでしたよ。

メジャーな絵本ばかりというところも、う〜んってなりましたね。いや、いいんですけどね、なんか勿体ないなって。

んさっ、今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は【パンどろぼうvsにせパンどろぼう】です。

作者は、柴田ケイコさん。
初版は、2021年1月です。


《ストーリーについて》

パンどろぼう、それは世界中の美味しいパンを探し求める大泥棒。

パン屋のおじさんに諭されて、立派なパン職人になりました。

ところが、世界一美味しい森のパン屋にまたしても事件の予感が。

美味しいぶどうパンが上手く焼けて陳列しているのにもかかわらず、誰もぶどうパンを買っていきません。

というか、一つ残らずなくなっていたのです!

果たして、犯人は見つかるのか!?

パンどろぼうと、にせパンどろぼうの汗と友情のユーモア絵本です。


《10コの好きなところ》

①表紙が、にせパンどろぼうが怪しげに、パンどろぼうが遠くで不思議にみているような絵。にせパンどろぼうが、とてもどろぼうらしく描かれている(笑)

②見返しも、プレーンとぶどうの食パンがたくさん描かれていて、そこに紛れてパンどろぼうとにせパンどろぼうも描かれているところが面白い。

③題字の文字は、第一弾と同じでもこもこした書体で〝ど〟の濁点の部分が、パンどろぼうとにせパンどろぼうの目になっているところ。

④絵も、パンどろぼうが可愛くて、今度は事件の謎を解く方へと転身しているところも面白い。更生してる(笑)

⑤文は、にせパンどろぼうの正体がわかるようなヒントがちりばめられていて、子供たちも大喜び。

⑥ パンどろぼうは、食パンのかぶりもので変装してて、にせパンどろぼうは、ロールパンのかぶりものっていうところもおもしろい。

⑦木の穴に隠れたり、前歯が出てたりしているところが犯人のヒント。犯人を、考えるのが楽しい。

⑧パンどろぼうが、おとりになって噛みつかれるところが1番笑った。

⑨にせパンどろぼうが、かぶりものをぬいで、パンどろぼうから説教されているところがおもしろい(笑)

⑩最後は、更生してリスくんが毎年木の実をパン屋に持ってきてくれてハッピーエンド!


《読み聞かせをしてみて》

娘たち(7才・5才)は、

『ガブってかまれてさぁ、いたいよね〜パンどろぼう』

『はんせいしたほうがいいよ!だってさぁ、わるいことしたんだもんっ』

『あーあー、わたしも、きのみのパンたべたいなぁ♫』

って、言ってました。(笑)

今回も、パンどろぼうに笑わせてもらいました。第一弾の時もそうでしたけど、パンどろぼうがマイナスな感情になるキメのページがあるんですよ。

そこが、最高なんですっ!!!!!


《おしまいの言葉》

今回、この第二弾は、自分と同じ過ちを犯した、にせパンどろぼうを自らの手で捕まえて、説教までするんですよね。

素晴らしいのですよ(笑)

説教された、にせパンどろぼうも気持ちがわかってくれるパンどろぼうから言われた方が説得力が増しますもんね。

はぁはぁ、もう第三弾が待ち遠しいですよ。

☆彡







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