《絵本レビュー》またあした
こんばんわっ!
今日は祝日で、あいにくの雨....
シャボン玉したり、プラ板作ったり、お昼寝したり(私がしたいだけ)。
まぁ、子ども達と過ごせる時間って限りがあると思うので何気ない日も、大事にしたいですね。
んさっ、今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は【またあした】です。
作者は、さかぐちえみこさん。
初版は、2009年6月です。
《ストーリーについて》
舞台は、街の水道局とそれを囲った川の周辺です。
女の子は、猫や鳥と一緒に水道局を目指して歩きます。
ダリアの花を見つけたり、水風に吹きつけられたり....
あら?あんなところに家を見つけました。
中にいたのは!?
お友達や自然と遊んだりと、日々の中に素晴らしいひとときが描かれている物語です。
《10コの好きなところ》
①表紙は、女の子が楽しそうに歩いている様子が描かれていて、とても楽しそうだしオシャレ!
②見返しが、黄色い用紙でまるでサンサンとした太陽の色みたいで明るい気持ちになる。
③題字の文字も、太めの明朝体でイキイキしている女の子の表情とマッチしている。
④絵は、女の子が楽しそうに歩いている様子と、その周りの自然の背景が色鮮やかで、まるで女の子の視界からみた世界のよう。
⑤文も、自然の音を表す擬音語が心地よく、まるで探検するように家を見つけてそこから、友達になる流れが楽しすぎるしワクワクする。
⑥女の子が連れ添ってたネコはピンクで鳥がエメラルド色っていうところがかわいいし、女の子にはそう見えていたのかもしれない。
⑦さらにさらに、空も川も花も鮮やかに描かれていて、元気が溢れているし美しい。
⑧女の子が黒いダリアの花を見つけるところも、何か作者の思いと関連しているのかもしれない。
⑨友達になった女の子と、〝あしたまたね〟と明日の楽しみにつなげていくところも、羨ましい。
⑩最後はダリアの花を、大好きなお母さんにプレゼントして帰り、ハッピーエンド。
《読み聞かせをしてみて》
娘たち(7才・5才)は、
『このおんなのこ、たのしそうね!わたしたちもさ、たんけんするもんね、こうえんとかさ、バナナのもりを!』
『ダリアってなに?おはな?ずかんにのってる???』
『おんなのこのおともだちさ、はなかんむりしててカワイイィ〜♡』
って、言ってました。
子ども達の日々の中って何をとってもキラキラしているなぁ〜、していたなぁ〜って自分の幼少期と重ねながら読み聞かせしました。
《おしまいの言葉》
キラキラと言えば、この毎日1,000文字絵本レビューも今日で365日が経ちました。
(マジよく頑張ったよ自分!)
この1年間、時に忙しくて絵本を抱えて寝てしまったり、正直億劫になる日もありました。
でも、好きだから出来る事もわかりましたし、改めて好きなんだなって確信したんですよね。
わたしは、絵本のハッピーエンドな結末にいつも助けられたり、希望を見出してきた人間です。
それが、幻想ではなく自分のリアルなんだと信じようと決めたんです。
ハッピーエンドを信じ、これからも希望を持って絵本の素晴らしさをレビューを通して伝えていきますぞー!
絵本に関わる全ての方に、今日の物語にでてきたダリアの花をっ♡
☆彡
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