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《絵本レビュー》スモンスモン

こんばんわっ!
今日は、長女の授業参観でした。

廊下からみてたんですが、知らない方からずっと話しかけられて、集中できませんでした(笑)

2年生になって、ますます小学生らしくなり成長を感じました。

んさっ、今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は【スモンスモン】です。

作者は、ソーニャ・ダノウスキさん。
訳は、新本史斉さん。

初版は、2019年10月です。


《ストーリーについて》

奇妙で、愛らしくて一度会ったらクセになるゴンゴン星に住むスモンスモン。

ロンロンという食べ物を食べて、トントンという乗り物で川をくだります。

ところが、スモンスモンは、ゾンゾンという名の深くて暗いところに落ちてしまいました。

スモンスモンは、どうなってしまうのでしょうか!?

不思議な星で、スモンスモンが食べ物を探しにいくお話で、楽しい音と、素朴な優しさがあふれる大冒険です。


《10コの好きなところ》

①表紙は、スモンスモンがこちらを見ながら食べ物(ロンロン)を持っているところが可愛らしい。

②見返しが、テキスタイルデザインの様に、いろんなスモンスモンが描かれてパターン化されているところ。

③題字の文字も、明朝体で滑りが良さそうな書体が華麗!

④絵は、独特な世界観で見たこともない生命体が登場し行動している動きがなんとも言えない。

⑤文も、いろんな聞いたこともない名前がでてくるので、絵と合わせながら読むことが楽しい。

⑥スモンスモンの首が〝首長族〟くらい伸びたり縮んだりするところが面白い!

⑦クロンクロンたちは、まさしく〝クローン〟のように同じ顔や形でたくさんいるところが近未来っぽい。

⑧スモンスモンが着ている服にパンダの絵が描かれているところが可愛い。

⑨そういえば、顔が白塗りぽかったり、繰り返して使う言葉がたくさん出てくるので、中国と関係性があるのかも。

⑩最後は、ロンロンに囲まれながら眠りにつきハッピーエンド。


《読み聞かせをしてみて》

娘たち(7才・5才)は、

『スモンスモンってさ、なんなの?パンダになりたいにんげんなの?まゆげはえてるよ?』

『ロンロンはさ、たぶんおいしいんだよ。だってさ、あかいもんっ。』

『ふろんふろんのとりちゃんに、わたしものりたいなぁ〜♡』

って、言ってました。(笑)

なんとも謎の多いスモンスモンですが、目が離せなくなり一緒に冒険しているつもりで読み聞かせしました。


《おしまいの言葉》

スモンスモンみたいな、見たこともない生命体って本当に他の星にいるのかもしれませんよね。

宇宙なんて科学で解明されていないことばかりでしょうから、いろーんな生命体は存在してるんだとわたしは希望を持ってるんですよね。

なんか、そういう希望が生きる楽しみにもなったりします。(^^)

スモンスモンに逢いたいっ!!!

☆彡


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