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《絵本レビュー》うちゅうずし

こんばんわっ!

今日は、エイプリルフールですね。
すっかり忘れてました。

なんか、今嘘つける状況じゃないんですよ私。楽しみの嘘は楽しい時に限るなって思いました。

来年こそは、楽しい嘘を考えますよっ♫

んさっ、今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は【うちゅうずし】です。

作者は、鈴木のりたけさん。
初版は、2020年7月です。


《ストーリーについて》

へい、いらっしゃい!
宇宙寿司へようこそ。

まずろ・ざらみ・ぽっぴんしゃ・かびかびれ・てんかまき・ぴかんぽ・あんもないと・にゃあご等、不思議なネタがたっくさん♫

宇宙人に宇宙寿司を読者が握らなければならない!?

そして、とうとう寿司大会へ....
果たして、優勝することはできるのでしょうか?

剥がせる寿司シールで、読者が新メニューを考えることができる新感覚の絵本です。


《10コの好きなところ》

①表紙に、まるで地球が寿司皿になっていて、不思議な組み合わせの寿司が描かれていて、脳が錯覚をおこす。しかも、ニス加工がされていて美味しそうに見える。

②サイズも小さめなので、小さい子供も持ちやすい。

③題字は、カクカクしている書体に、〝ず〟の部分に星が入っているところが宇宙感満載。

④絵も、鈴木さんのリアルなタッチが、寿司を美味しく見えるように引き立ててくれてる。

⑤文も、たくさんの宇宙人が宇宙寿司を注文している様子がとても面白いし、人間味も伝わる。

⑥ネタも豊富で最初に、メニューみたにたくさんの寿司が描かれているところが楽しいし、見本にもなる。

⑦シールのとじ込みは、193枚もあり自由に組み合わせれるので読者オリジナルの宇宙寿司がつくれるところ。

⑧しかも、シャリもカラフルだし、クギとかダイヤとかネタも奇想天外(笑)

⑨最初の文が『こんばんは...』からはじまり『ごちそうさまでした』で終わるところが粋!

⑩最後は、読者自身で優勝トロフィーをつくってハッピーエンド。


《読み聞かせをしてみて》

娘たち(7才・5才)は、

『きいたことない、おすしばっかりでてくるやんっ!たべれるの?』

『うちゅうじんさんはね、ダイヤモンドもたべるんだね、かたいよね』

『なんだかさ、くちがみっつもある、うちゅうじんさんって、みっつ、おすしたべるの?』

って、言ってました。(笑)

わたしは、こういう宇宙の惑星に寿司屋と寿司職人がいるカオスな雰囲気にニヤニヤしながら読み聞かせしました。


《おしまいの言葉》

宇宙人が食べる宇宙寿司って、なんだかワクワクしますよね(笑)

寿司の粋な感じと、宇宙人のミスマッチで脳がグラグラします。

それを、読者が宇宙寿司を作れるっていう、もうどぅ〜なってるの状態で娘たちとワイワイしましたよっ♫

☆彡


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