《絵本レビュー》あめかっぱ
こんばんわ！
今日はですね、ものすごく眠くて眠くてですね。
１月は雑用が多すぎて1日があっという間に過ぎていきますし、なんだか疲れやすいです。
こんな日は雨を期待してしまうんですよね。
今日はそんな、雨にぴったりの絵本【あめかっぱ】をレビューしたいと思います。
作者は、むらかみさおりさん。
初版は、2020年6月です。
《ストーリーについて》
ピンポーン。
なおちゃんが『はーい』と玄関を開けると、そこには、緑色のおかしな生き物が立っていました。
かっぱです！！！
なおちゃんとかっぱさんでお留守番することになるのですが....。
雨の日に子供がお留守番する時は、かっぱと一緒に過ごすので、この町のお母さんはとっても安心です。
かっぱの森で過ごす、なおちゃんのお留守番がとっても楽しそうな物語です。
《10コの好きなところ》
①表紙が、雨の日になおちゃんが林の奥へ行っているところが描かれていて、身長と林がの高さの対比が素敵。
②見返しは、町のMAPが描かれていて物語の位置がわかりやすい。
③題字の文字は、丸い形がキレイな太めの明朝体で、雨やかっぱとリンクしている。
④絵も、凄く幻想的で雨の日の暗さや林の緑の色がとても鮮やかで美しい。
⑤文は、〝かっぱどおり〟の中のお店や大きな木の遊び場が、あたかも現実的に当たり前にあるように書かれているので物語に引き込まれる。
⑥全体的に雨の日なので、色のトーンが暗めなんだけれども、草木の陰影がついていてワクワクドキドキ感が増す。
⑦かっぱの顔のリアル感もなかなかドキドキさせる（笑）可愛いんだけど、リアル。なおちゃんも、ぬいぐるみを抱き抱え怖がっている。
⑧からの、おにぎりを作ってあげる優しさで、なおちゃんも懐くところが良き。
⑨大きい木の上の遊び場が建築大賞をいただけるんじゃないかくらいの出来栄えでよく考えて描かれているし、縦向きページにここだけなっているところが面白い。
⑩最後は、雨が上がりお家へ帰ってハッピーエンド！
《読み聞かせをしてみて》
娘たち（7才・5才）は、
『えーーーー、かっぱのもりいきたいぃぃ！たのしそーーー！』
『なおちゃんのさ、あかのカッパかわいいね♡』
『おおきな、おふねさ、みずのなかにもぐってるよ？こわくないのかな？』
って、言ってました。
わたしは、この大きな木の遊び場で遊びたいなぁと思いながら読み聞かせしました。
《おしまいの言葉》
カッパって妖怪なんですよね。
あえるなら、あってみたいですよねぇ〜♫
実際あったらを想像しちゃいます。
そういうところが、絵本の醍醐味ですよね。
もし、カッパに遭遇したらとりあえず、写真撮ってもらいます（笑）iPhoneで。
the 令和！
☆彡
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