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《絵本レビュー》絵本で出会う 星の王子さま

こんばんわ(^^)
今日で、私また一つ歳をとりました。
ありがとうございます(笑)

特に変わったこともしてませんが、こうやって絵本レビューできていたりする何気ないことにありがたみを感じます。
引き続き読んでもらえたら嬉しいです。

んさっ、今宵もいってみましょう!
レビューする絵本は【星の王子さま】です。

作者は、サン・テグジュペリさん。
訳は、工藤直子さん。

初版は、2015年11月です。


《ストーリーについて》

ある日ある時、小さな星に王子さまがいました。

住んでいる星は、家くらいの大きさでちょっと変わった王子さまです。

星に生えてくる、バオバブの木や草花の手入れをしたりしているある日、見たこともない草が!?

王子さまが、いろんな旅で出逢いと別れを繰り返します(^^)

絵本用に優しい言葉で紡いで訳された、目に見えない大切なモノに気づく物語です。

・全国学校図書館協議会選定図書
・日本子どもの本研究会選定図書
・日本図書館協議会選定図書


《10コの好きなところ》

①表紙は、星の王子さまがB612(星の名前)から外を眺めているような絵が描かれていてとっても感慨深い。

②見返しは、物語に出てくるキーアイテムやキャラクターがテキスタイルデザインの如く散りばめられていて可愛い。こういうシーツ欲しくなる(笑)

③題字の文字は、ゴシック体なんだけど丸っこくて、主人公が子どもなのでマッチしている。

④絵は、シンプルな線と淡い色でさっと描かれていて、星の王子さまの繊細さや純粋さが表現されている。

⑤文は、絵本バージョンということで詩的で簡潔に、それでもわかりやすく優しい言葉で書かれていて、子どもでも読みやすい。

⑥各ページには、左側にタイトルと本文が右側には1行メッセージ的なことが書かれているので、これまたさらに読みやすい。

⑦淡々と物語は進んでいくんだけれど、出逢いと別れがたくさん含まれているところが胸を掴まれる。

⑧それでも、星の王子さまは純粋にまっすぐに受け止めてどこか、サラリとしている印象を感じる。

⑨旅の途中で、さまざまなことに気づき成長すると同時に読者もさまざまなことに考えさせられるところ。

⑩最後は、自分の星へ戻り笑い声を降り注ぎながらのハッピーエンド!


《読み聞かせをしてみて》

娘たち(7才・5才)は、

『ほしのおうじさまって、なんさい?』

『バラをさ、すきだったのー?きになるんでしょ?♡』

『キツネさんと、ともだちになれてよかったねー、キツネさんってウソつかないんだねぇ』

って、言ってました。(笑)

原作がこんな長編なのに、すごく素敵にまとめられている絵本版に愛しさを感じながら読み聞かせしました。


《おしまいの言葉》

〝星の王子さま〟の名言といったら『大切なことは、目に見えないからね』です。

この物語は断片的はなくて全て繋がってるんですよね。まるで人生には無駄なんてないように。

生きていたら、目に見えないモノを大切にできなかったり、嫌な事は後悔したり、その連続の方が多いかもしれません私(笑)

なんだろう、ほんとつい最近までは、星の王子さまの様に生きたいなぁって思ってたんですけど、等身大の自分とズレてるので、今はちょうどいいところでウロウロしてます。

この、星の王子さまみたいに生涯をかけて、本当の意味でナチュラルにいろんなことに気づいて成長していきたいです。

マイペースに、
等身大の心で、えーじゃないかっ♪


☆彡



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