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《絵本レビュー》どすこいすしずもう くるまえびぞうの ひみつ

こんばんわ(^^)
今日は、朝から雨でGW明けているということもあり眠たい眠たい。

5月も、なんやーかんやーあるんですよね。
(グーグルカレンダー先生、頼りにしてます)

んさっ、今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は【どすこいすしずもう くるまえびぞうのひみつ】です。

作者は、アンマサコさん。
初版は、2021年3月です。

今年4月からアニメ放送配信開始みたいです!要チェックやー♪


《ストーリーについて》

誰よりも、稽古時間が短いおすし力士の、くるまえびぞう。

出身地は、熊本県天草市。
身長は6センチメートル、体重は33グラム。悩みは、モテすぎること。

えび歌舞伎、えびトンボ返し、えび六方をくりだします!!

でも、人気のすし力士になるには、こんな秘密があったのです….。

華やかな舞台の裏で、努力を続ける〝くるまえびぞう〟の強さの秘密が解る一冊です。


《10コの好きなところ》

①表紙は、土俵の上で、見得を切っている〝くるまえびぞう〟が描かれていて、なんだかめでたさを感じる。華やか。

②見返しは、〝くるまえびぞう〟のプロフィールが書かれていて、趣味が歌舞伎と銭湯というところが面白いし、名前からして男性の歌舞伎役者が思い浮かぶ。

③題字の文字も、筆で書いたような書体ですし力士たちとマッチして迫力がある。

④絵は、〝くるまえびぞうの〟華麗な動きが可愛く描かれていてファンになる♡特に、手足が赤ちゃんみたいでかわいい。

⑤文も、すし力士になる前の〝えび〟の段階から描かれていて生い立ちが手にとるようにわかり愛しい。モテる理由がわかる!

⑥相撲部屋の親方が、いかにも親方らしくておもしろいし、迫力がある。

⑦稽古時の息も可視化して描かれていて、息切れしている様子がとても伝わる。ここが、キーポイントだと思う。

⑧〝くるまえびぞう〟の生き方の美学が物語を通して垣間見えたり、とにかく人間くさくて最高。

⑨擬音語だけ、明朝体で大きく書かれているところも感情が伝わってきて読み聞かせしやすい。

⑩最後は、大人気のすし力士になりながらも努力を今日も続けハッピーエンド。


《読み聞かせをしてみて》

娘たち(7才・5才)は、

『たたかうときに、おけしょうをしたらガンバレるよね!わかる!』

『でもさ、だれにもみつかんないところで、ハァハァれんしゅうしてて、おもしろい♫』

『よくさ、あたまふりまわしても、〝えび〟とんでいかないねっアハハ』

って、言ってました。(笑)

〝くるまえびぞう〟の性格が、粋で上品っていうところが本当つまった絵本だなって思いながら読み聞かせしました。


《おしまいの言葉》

〝くるまえびぞう〟みたいな人っていますよね。

頑張り屋なんだけど、努力は見せない。
華やかで、天才肌と見せかけてのコツコツ型。

なんか、こういう人たまんないんですよねぇ。応援したくなりますし、もうファンになってます♡

わたしも、くるまえびぞう様を見習いたいと思いまっす。

☆彡


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