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《絵本レビュー》じつはよるのほんだなは

こんばんは(^^)

九州は今日も大雨で、車の運転中もナビから大雨特別警報のお知らせが、たびたび表示されてですね。(たびたびというか閉じても閉じても表示されるという….迷惑!)

まぁ、今日は室内でまったり絵本を読んで過ごしました。

というわけで、今宵レビューする絵本は【じつはよるのほんだなは】です。

作者は、澤野秋文さん。
初版は、2014年8月です。


《ストーリーについて》

みなさんは、夜の本棚がどうなっているかご存知ですか?

本の中から、挿絵の動物たちや金太郎、竜や忍者たちが飛び出して大騒ぎをしています。

本の中がぐちゃぐちゃになりそうなところを、犬張り子が見張りをするのですが….!?

お寝坊さんな犬張り子が、いろんな本から飛び出した〝おたずねもの〟を探し出す、見ているだけでも楽しめる読者参加型の一冊です。


《10コの好きなところ》

①表紙は、犬張り子が本棚を見張っている様子が描かれていて可愛い。手が特に可愛い!まりんこりんしている。(ドラえもんみたいな)

②見返しも、いろんなジャンルの本が描かれていて楽しいし日本にまつわる動物や物が多く描かれているところも興味深い。

③題字の文字が筆で書いたような書体で、犬張り子とマッチしている。

④絵は、とにかくウォーリーをさがせ!なみに、たくさん描かれていて、一体一体の動きや表情に、ストーリー性がある。とても、丁寧で細かい!

⑤文は、繰り返す〝おたずねもの〟探しからのお寝坊犬張り子ちゃんの表情や行動がとてもお茶目に表現されているところ。

⑥これは、この物語の本だなって絵を見たら子供でもわかるようにしているところが優しい。

⑦読者も参加して〝おたずねもの〟を探すことができるので子供も集中して最後まで、きいてくれる。

⑧昔話や、食べ物、巻物や和柄など、日本を感じながら読み聞かせすることができる幸せ。

⑨番犬代わりの犬張り子がお寝坊さんというキャラクター設定や、本の登場自分がごちゃごちゃに入れ替わる様がとても面白い。

⑩最後は、登場人物がごちゃごちゃになってしまった本になってしまったけれどハッピーエンド!


《読み聞かせをしてみて》

娘たち(8才・5才)は、

『おたずねもの、さがすのたのしーよ♫』

『なんで、シンデレラはゲタがすきになったのかなぁ(笑)』

『いぬはりこちゃんさ、おうちにもあるよねっ♡』

って、言ってました。

私の感想としては、こんな本棚が騒がしく賑やかになるところを是非みてみたいなぁーなんて思いながら読み聞かせしました。


《おしまいの言葉》

うちの絵本の本棚も、こうなってたら吃驚仰天ですよっ!

しかも、我が家にも犬張り子がいるので準備万端です(笑)

モノにも命が宿ったら、さぞかし賑やかでしょうし、嘘はつけませんねっ。
モノが多い家は、さぞかし大変だろうなヒッヒッヒ♪て妄想してしまいました。

なんか、こういう不思議なことって大抵夜に起こりますよね(笑)

まぁ、お盆なのでなにか起こ..り….ヒッヒッヒ….

☆彡




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