《絵本レビュー》クリスマスのおばけ
こんばんは(^^)
みなさま、クリスマスの食べ物で胃もたれしていませんか?
わたくし胃腸が弱くケーキにチキンに辛いものがありました。(笑)そんなベリーメリーな今日は【クリスマスのおばけ】という絵本のレビューをしたいと思います。
文も絵も、せなけいこさんです。
《ストーリーについて》
クリスマスの日、幼稚園ではお遊戯会!
サンタさんからプレゼントをもらって、お家に帰ればケーキにチキンッ。
そんな満足な一日の終わりに、おばけの子供のことを女の子は考えました。
女の子は、おばけの子供に何をするのかな?
どんな時でも、子供の中に思いやりがたっぷり詰まっているクリスマスにぜひ読んでほしい一冊です。
《10コの好きなところ》
①表紙が、夜中におばけの子供がクリスマスツリーの上を飛んでいるところを描かれていて面白い。(ミスマッチではないんだなコレが)
②本のサイズも子供でも読みやすい。小さめの、正方形というところも良い。
③題字の文字が、絵と同じ手法の切り絵でデザインされいるところ。(シリーズのこだわりだと思われます)なんか、自然で優しい感じがする。
④絵も、あたたかい色味を使った切り絵で、女の子の素朴な感じとか、おばけの子供のカワイイ感じが素敵に表現されている。(ポイントはおばけの目、この目が個人的に大好き)
⑤文は、女の子の独り言をひたすら言っているような調子がとってもカワイイ。しかも、[おばけの子供]とは言わず[おばけちゃんと]と親しみを込めて言っているところ。
⑥内容の前半は女の子、後半はおばけの子供のことで分かれていて2倍楽しめる!(ダブル主人公のよう)
⑦それに伴って、背景の色が前半と後半で全く違う。昼と夜みたいな場面の切り替え方。
⑧おばけの子供のことを心配している女の子の想像と思いやりが優しすぎてホロリとなる件。(優しいんです、この子っ)
⑨それくらい、おばけの子供の絵をみて表情をみて感情移入してしまうくらいの画力。(プレゼント欲しいだろうに…外は寒いだろうに…って)
⑩最後は、女の子もおばけちゃんも大満足のハッピークリスマスandハッピーエンド!
《読み聞かせをしてみて》
娘たち(8才・6才)は、
『おんなのこの ほしのおゆうぎかいが おもしろかったー だって てをつないでいるんだもん』
『セーターをおばけちゃんのために あんだのねっ♡』
『おばけちゃんのセーターのきかたって(笑)かわいいー』
って、言ってました。
私の感想としては、あぁやっぱりクリスマスには子供も誰かの幸せを願うんだなぁって、感動しながら読み聞かせしました。
《おしまいの言葉》
クリスマスって、人に対して優しくなりませんか?
だって、サンタさんからプレゼントを貰ったら、なんだか人にも『幸あれっ』て思いますもん。(笑)
不思議ですね、人の心の中に分けたくなったり共有したり共感したくなるような思考があるんでしょうかね♫
夢がある!夢をみる!とか何か小さな光みたいな希望がわいてきます。
その小さい光が、イルミネーションや星空と相まって、さらに希望が輝くんですよね。
どうか、その希望を大事にできますように!
皆さんの希望が、叶いますように!
ワクワクシマス!!!!!
メリークリスマス!!!!
☆彡
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