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《絵本レビュー》とうもろこしぬぐぞう

こんばんは(^^)

近所の直売所には、もう私の大好きなイチジクが陳列していました。
そう、夏の気配がものすごいです。
そして、わたし、すでに夏バテ気味です(笑)

んさっ、今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は【とうもろこしぬぐぞう】です。

作者は、はらしままみさん。
初版は、2021年6月です。


《ストーリーについて》

主人公は、とうもろこしの〝とうもろこしぬぐぞう〟

手足がこんがり焼けていて、眉毛も太いっ!
そんな、腕っぷしの強い、ぬぐぞうは自分の皮をぬいでいきます。

やっと全部ぬげたとおもったのに!?

読んでいて、気分爽快気持ちいい!何度もめくりたくなる美味しい一冊です。


《10コの好きなところ》

①表紙は、主人公の〝とうもろこしぬぐぞう〟がドーンと鎮座しているように描かれていてカッコいい!

②ページをめくる方向も縦なので、まるで一緒に、とうもろこしの皮をむいているかのような感覚を味わえる。子どもも楽しいと思う。

③題字の文字が、太い茶色と黒の明朝体でリズムがあるんだけど力強さも感じる。

④絵は、筋骨隆々の手足がパラパラ漫画のように動いて自分の皮をむいていく様子がわかりやすく描かれている。

⑤文は、〝オノマトペ〟がたくさん書かれてあって、読み手も感情をいれやすいし、この主人公の性質とマッチしている。

⑥主人公の、こんがり焼けた手足と、美味しそうにギッシリ詰まった黄色い粒々のとうもろこしがとっても美味しそうに描かれている。

⑦本文も、大きくレイアウトされていて表紙の題字と同じ明朝体っていうところも素敵。

⑧そして、背景も何も描かれているので、主人公だけが目につく。とても、シンプルで見やすい。

⑨このシンプルさが、主人公のキャラクターの性格が際立つようになっているのかなとも思う。

⑩最後は、皮を全部ぬいだ〝とうもろこしぬぐぞう〟が仁王立ちしてハッピーエンド!


《読み聞かせをしてみて》

娘たち(8才・5才)は、

『このまえさ、とうもころしたべたよね?ぬぐそうもたべられるの?』

『なんでさ、こんなにひやけしてるの?あつかったのかなぁ』

『パンツをはけばいいのにねっ』

って、言ってました。(笑)

わたしは、まぁ率直にいうと〝とうもろこし〟が食べたくなりましたね(笑)美味しそうな黄色い色してるんですよっ!


《おしまいの言葉》

毎年、この時期になるとなんだかんだ〝とうもろこし〟を食べます。

こう、大人になって調理する側(母)になると、とうもろこしって良い、おやつでありご飯ですよね。だから、助かるんですよへへへ♫

よく、葉の部分に絵を描いていたので、今年は逃してしまいましたが、来年は〝とうもろこしぬぐぞう〟を描いてみます(笑)

☆彡




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