《一般書レビュー》幸せへのセンサー

画像1 作家の吉本ばななさんが、ご自身の経験の中から幸せについて書かれたエッセイ。いまだにどうしても、江國香織さんとばななさんが交じる。(笑)そのくらいうろ覚えな私は、ある日ばななさんのお父さん(吉本隆明さん)の存在を知って、遠回りしてまた今回ばななさんの本を読む。(Amazon▶︎ https://amzn.to/3x47rQk
画像2 59年生きていれば酸いも甘いも噛み分けることが上手になるんだということを知る。それは、感情論ではなく、経験によって考え、そして匠になることなんだろう。どんな人にも、自分の道(生き様)があって歩く(生き抜く)ことしかできない。この世界の中でやっぱりどこまでも人間というのは愚かで愛しいなと思わされた。何を善しとするのかは、いつだって私の心が知っているのだろうから。

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