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3/29 米国市場マーケット振り返り

こんにちは。米国株投資家のhariboo(ハリボー)です。

昨晩のマーケット振り返りになります。
私の気になる銘柄やニュースを中心にまとめていきます。

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ブロック取引渦中のフアン氏、タイガー「最高のセールスマン」の過去

2021年3月29日 14:01 JST
伝説のタイガー・マネジメントでスピード出世
株式ブロック取引の背後にフアン氏の存在-関係者
ビル・フアン氏はかつて著名投資家ジュリアン・ロバートソン氏の優秀な弟子であり、伝説のタイガー帝国から独立した投資マネジャーの1人だった。しかし現在、金融市場を揺るがしウォール街を騒然とさせている株式ブロック取引問題の渦中にいる。

 ブロック取引に巻き込まれた中国GSX、創業者が一晩で3400億円失う
 トレーダーは「画面にくぎ付け」、前代未聞のブロック取引の余波警戒  

事情に詳しい複数の関係者によると、モルガン・スタンレーとゴールドマン・サックス・グループなど大手銀行は26日、フアン氏のファミリーオフィス、アルケゴス・キャピタル・マネジメントに対し、200億ドル(約2兆1900億円)強相当の株式の処分を迫った。売却されたのは米メディア企業のバイアコムCBSやディスカバリー、中国の跟誰学(GSXテクエデュ)など。
  フアン氏はタイガー・マネジメント出身だが、タイガー時代はウォール街やニューヨークの社交界では無名の存在だった。
  タイガー・マネジメントが閉鎖される中で同ファンドを離れた同氏はロバートソン氏の支援を受けながら自身のタイガー・アジア・マネジメントを約10年間運営し、リターンがトップレベルの大規模ファンドに育て上げた。  フアン氏への出資者によると、フアン氏は投資家に対し、自身のファンドのポジションやリターンの構成などの情報をあまり開示しなかったが、ファンドの平均年間リターンがプラス16%と高成績だったため顧客は離れなかったという。
  ロバートソン氏は06年のインタビューでフアン氏について、「彼は最高のセールスマンだった」と高く評価。「当時、韓国に注目していた人は皆無だったが彼はわれわれに韓国への投資を勧めた。その後すぐにわれわれは彼を採用した。彼はスピード出世した」と説明していた。
  しかし12年、フアン氏はタイガー・アジア・マネジメントにおけるインサイダー取引での有罪を認めた後、同ファンドを閉鎖した。米司法省によると、同ファンドは08、09年に不正利益1600万ドルを得ていた。
  同氏はファンド閉鎖直後にファミリーオフィスのアルケゴスを立ち上げた。アルケゴスは大規模なトレーディングを矢継ぎ早に行うことで財を増やしたが、フアン氏はこのような手法について語ることはなかった。
  フアン氏の取引の事情に詳しい複数の関係者によると、アルケゴスへのレバレッジ提供の多くはスワップを通じて行われたという。これによりポジションは銀行のバランスシート上に記載され、アルケゴスは当局に開示する必要はなかった。
  市場参加者の推定によると、フアン氏の資産は約50億ドルから一時100億ドルに膨らんでいた。またポジションは500億ドル相当を超えていたという。  26日に市場が動いた後、フアン氏に複数の電子メールで問い合わせたが返答はなかった。またアルケゴス従業員は電話取材に対し、ポジション解消や損失に関するコメントを控えた。

ヘッジファンドのマージンコールがきっかけで相場がバタついています…
2月3月と調整が続いたため、4月からの反転を期待しているのですが、リスク要因がまたまた出てきてしまいました。
この絡みで、国内だと野村證券が大規模な損害を被る見込みで、影響が波及しないことを祈るばかりです。

週末の寄りでサバけたゴールドマン・サックスの損失は「軽微」とのことなので、投資の世界において「損切り」のはやさがいかに大事かを改めて感じさせる出来事です。

金融庁幹部によると、野村證券はまだポジション抱えているとの報道もあるため、まだ終わっていないよう。。。
野村證券が20億ドル、クレディ・スイスが40億ドルの被害との報道もあり、影響は各所に広がってる状況。

モルガン・スタンレー、投資家に「もう売るブロックはない」と言い放つ

モルガン・スタンレー(NYSE:MS)は、ここ数日で150億ドル相当のブロックを売却し、これ以上売却するブロックはないと投資家に語った。

ゴールドマン・サックスに続き、モルガン・スタンレーもポジション整理は進んでいるよう。
まだポジション抱えていると言われる野村證券はどうなる!?

ZscalerとCrowdStrike、ゼロトラスト・セキュリティをデバイスからビジネス・アプリケーションへと拡大

セキュリティクラウドの大手企業がグローバルな戦略的パートナーシップを拡大し、新たな統合によりシームレスでダイナミックな、データとアイデンティティを中心とした保護を企業に提供
今回の統合により、相互のお客様に4つの重要なメリットを提供します。
ZPAは、CrowdStrikeのリアルタイムZTAを組み込んで、プライベートアプリへのアクセスポリシーを施行し、組織のリスクを低減します。
Zscaler Internet AccessTM (ZIATM)をインラインで導入することで、CrowdStrike Falcon Platformを介してデバイスの検疫を行い、マルウェアの伝播を阻止。
CrowdStrikeのFalcon Xの脅威インテリジェンスとFalcon Endpoint ProtectionのデバイステレメトリーデータをZscaler Zero Trust Exchangeと共有し、統合機能を有効にした場合にシームレスに使用することで、より強力な保護と可視性の向上を実現します。
クロスプラットフォームのワークフローにより、レスポンスタイムを短縮し、増加する大量かつ巧妙な攻撃への対策を支援します。
ZscalerとCrowdStrikeは2019年に初めて提携し、CrowdStrike FalconプラットフォームとZscalerのクラウドセキュリティプラットフォームを統合することで、お客様にリアルタイムの脅威検知と自動化されたポリシー施行を提供し、ネットワークとエンドポイントのセキュリティを向上させます。

ゼットスケーラーとクラウドストライクの統合なんて、セキュリティ界のツワモノ同士の提携でワクワクする案件ですね!
ゼットスケーラーにクラウドストライクの「ファルコン」システムが導入されるわけですか。
「セキュリティ」は将来に渡り必要不可欠な産業なため、この2銘柄は安心感がどこかあるので大好きです。

スエズ座礁船、離礁に「成功」 運河庁が発表

【カイロ=久門武史】エジプトのスエズ運河庁は29日午後(日本時間同日夜)、座礁し運河を塞いでいた大型コンテナ船「エバーギブン」の離礁作業に「成功した」と発表した。23日から遮断されていた国際海運の大動脈、スエズ運河の正常化へ前進した。

やっと、動き出しましたか。物流の障害となっていたため、ほっと一安心ですね。

ビザ、暗号資産による決済に向け準備

[29日 ロイター] - クレジットカード大手ビザは29日、暗号資産(仮想通貨)の一種で米ドルに連動するステーブルコインの「USDコイン(USDC)」による決済を認める方針を表明した。
ビザは、仮想通貨決済プラットフォーム、クリプト・ドット・コムで試験運用をしており、今年中により多くのパートナーにこの選択肢を提供する計画だと説明した。
同業のマスターカードや、銀行BNYメロン、投資会社ブラックロックなどもデジタルコインを支持しており、暗号資産が投資対象として定着するとの見方もでている。
ビザの暗号資産部門の責任者は「世界中の消費者の間でデジタル通貨にアクセスしたり保有・使用を望む声が高まっている」と述べた。
ビザによると、デジタル資産銀行のアンカレッジと提携し、今月、クリプト・ドット・コム上でUSDCを使った初の決済を行った。

スクエアやペイパルに続き、ビザも暗号資産による決済を導入する方向になりました。
ますますビットコインの裾野が拡大していきますね。今年はまたビットコインがテーマになるのでしょう。

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