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#グリム童話
グリム童話IX グリム兄弟が学んだ街 マールブルク
日本で一番有名なドイツの街道といえば、ロマンチック街道だろう。
ドイツには他にも、木組みの家街道、古城街道、エリカ街道、そしてメルヘン街道などが存在しており、それぞれ魅力ある街並みを見る事ができる。
マールブルクは、メルヘン街道の街の一つ。
グリム兄弟がマールブルク大学に通っていた事から、彼らの下宿先やグリム童話にちなんだオブジェが街の至る所に飾られている。
旧市街地 市役所と広場
木組の家
グリム童話VIII シンデレラ
グリム童話シリーズを書いているが、誰もが知っているシンデレラについても、少し記事を残しておきたい。
シンデレラはグリム童話だけれど、そのお城と言われているものは、ドイツ国内には見つからなかった。
ちなみに、シンデレラは、ドイツ原題ではAschenputtel という。
Ascheが灰の意味なので、日本語では灰かぶり姫と訳されたりしているが、やはりシンデレラのほうが馴染み深い。
シンデレラとい
グリム童話Ⅶドラゴン伝説
グリム童話には、それほど多くのドラゴンは登場しない。
「二人の兄弟」の中に、ドラゴン退治のお話が出てくる。
私が読んだグリム童話の中では、最長のお話だった。
二人の兄弟
ドイツ語原題 Zwei Brüder
こちらのお話から、竜に捕まったお姫様を助ける話として、短編のみで絵本ができていたりもする。
このお話の場所と断言されていないものの、毎年グリム童話祭が開かれている場所がある。
Drac
グリム童話VI 白雪姫と魔法の鏡 後編
ローアの街の中心にあるこの建物は、Schneewittchen Schloß白雪姫のお城と呼ばれているが、正確にはSpessartmuseumシュペサート博物館という。
シュペサートとは、Rhönレーン山地とOdenwald オーデンヴァルトという地域を繋ぐ低山帯のことで、この近辺の土地を意味する。
郷土歴史資料館に、宝物館を融合させたような存在だ。
博物館前の、白雪姫と七人の小人のモニュメント
グリム童話V ラプンツェル
ラプンツェル
ドイツ語原題 Rapunzel
場所 Trendelburg
この物語の舞台となったのは、Trendelburg。
いばら姫の舞台、Sababurgから近い。
Sababurgを訪れた後に、こちらに立ち寄った。
塔の窓から、金髪の長い髪が垂らされていて、まるでラプンツェルが、まだそこに住んでいるかのようだ。
私達は、こんな風に青空が綺麗な日に訪れた。
塔には、入場
グリム童話Ⅳ いばら姫
いばら姫
ドイツ語原題: Dornröschen
場所: Sababurg
いばら姫(グリム童話より早く書かれたペローによる童話では眠り姫) と呼ばれる物語の舞台は、Sababurg。
ラプンツェルの城、Trendelburgとも近い。
いばら姫と眠り姫は、似ているけど細部が違う。
ディズニーのオーロラ姫は、この二つとも微妙に違う。
私は、このお城を見るのがとても楽しみだった。
バラ園も