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手の痕跡を感じる化粧箱

手の痕跡のあるものづくり
機械化以前、商品には手の痕跡がありました。それが誰の手でつくられたかは商品をみればわかりました。そこに人を感じていたのです。二〇世紀にはそれが失われました。モダニズムが「機械にて大量生産してコストを下げ、多くの人々に行き渡らせようとする」ものだったのです。

出典:MUJIが生まれる「思考」と「言葉」

機械による大量生産ではない、手で作られるパッケージ

現代では色々な製品が機械化された生産ラインを使い、大量生産がされています。それ自体はいいことです。手頃な価格で大量に、私たちに安定供給されます。

でも、実は失われたものもあります。それはまさに、人を感じられる「手の痕跡」です。ほとんどの人には関係ないものかもしれませんが、そういうモノづくりがあってもいいと思いませんか.....?

人を感じられるパッケージ、化粧箱、貼り箱
新たな価値の創造

私たちの工場は大量生産ではない、「手の痕跡」を宿した手加工による貼り箱をつくっています。すごく、アナログなモノづくりです。

デジタル全盛の世の中において逆行するのかもしれませんが、「手の痕跡」があるパッケージという意味を感じてもらいたいです。

こんな時代だからこそ、人が手間暇をかけてつくられる貼り箱。非効率なものは必要ないという人も大勢います。それが大半かもしれません。
でも効率化は行き過ぎると、その逆のものにも価値が生まれます。
新たな価値の創造かもしれません.....。

人の心を動かすパッケージ。包むから新しい価値へ。
村上紙器工業所


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