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パッケージからはじまるブランディング「お客さまインタビュー」大阪堺の和包丁

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大阪堺の打刃物などを取扱う株式会社福井さんと出会ったのは、昨年のパッケージ展2021(主催:大阪産業創造館)でした。
最初は担当者の方から、今使っているパッケージ(貼り箱)をリニューアルしたいというご相談からはじまりました。

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約1年がかりのブランド・プロジェクトでしたが、クライアントである福井さんの出会いからプロジェクト進行中の思いや、私たちクリエイティブチームの関わりについてお話を伺いました。
各々の立場で、それぞれの考えや思いがあったと思います。

クリエイティブ・ネットワークというクリエイターのときもそうでしたが、取材というカタチで客観的にお話を伺うことで、また違うものがみえてきます。これは、このプロジェクトについての客観的な検証にもなるでしょうし、プロジェクトの意義を確認できるとても良い機会だと思います。

私たちにとってもこういう考えで進めたけど、クライアントさんがそれをどう感じていたのか。各々の考えが交錯する中で、それを見つめ直す良い経験となります。

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ご相談をいただいた当初、すぐ工場にきていただきお話を伺いました。
メーカーとして和包丁をつくり、現在は欧米を中心に海外販売をされていると聞いて思わず「コンセプトは何ですか?」とお尋ねしました。
まずは、そんれが気になったんです。笑
そしてパッケージもさることながら、「まずはブランドをきちっとつくってはどうですか?」とブランディングをご提案しました。
担当の方々は、「パッケージの話に来たのに!?」となったようでした。

パッケージからはじまるブランディング。
パッケージ(貼り箱)屋としては異色ですが、貼り箱を通してお客様のブランド価値をアップして、ユーザーとしっかりとコミュニケーションできることを目指したいです。

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株式会社福井さんは、2022年に創業110年を迎える堺市の会社です。堺打刃物をはじめ、農業・園芸・ガーデニング関連用品や工具・DIY用品など幅広い商品を扱っています。以前より社内で包丁を内製したいという強い想いがあり、そのブランドの立ち上げに際しコンセプト段階から深く関わらせていただきました。   
海外向けという条件もクリアしなければならなかった、ハードルの高い新ブランドの立ち上げ。今回、村上紙器工業所がいかに関わっていったかを、このプロジェクトのメンバーである福井社長、市川さん、丸山さんの3人のお話しでご紹介します。

詳細なインタビュー記事は、こちらをご覧ください。
◎村上紙器工業所「お客さまインタビュー」シリーズ 5
村上紙器なら他社と差別化できると、密かに思っていました。

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株式会社福井
代表取締役 福井基成さま 
 企画営業 市川善夫さま
   職人 丸山忠孝さま
〒590-0934 堺市堺区九間町東1丁1番10号
http://www.sakai-fukui.co.jp/company.html

HADOブランドサイト https://hado-knife.jp

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