治療日誌②

本日は鍼とエクササイズを併用しているクライアントの治療日誌をつらつらと書きます。


症例

12歳 男性 職業 学生(テニスクラブ所属)

#1 膝の痛み

背景                                             8歳からテニススクールに通い始める。最初はケガなどなく行えていた。11歳7月ごろより両ひざの痛みを徐々に自覚、同時期に伸長が急に伸びている。増悪傾向のため整形外科を受診しオスグッドシュラッター病と診断。セルフストレッチを指示されるも痛みのためできていない。痛みのため体育の授業を見学している。満足に運動ができていないためストレスが溜まっている。

所見                                              膝 AROM・PROM 屈曲100P+/100P+ 伸展 WNL                              エリーテスト陽性 大腿四頭筋タイトネス++                                    SQテスト kito傾向 胸郭回旋左右差 やや円背気味

治療計画                                           鍼灸治療による大腿四頭筋タイトネス低下                                  患部外Trによるアライメントアプローチ

治療内容

仰臥位 1寸3分3番 EAT 1Hz 15分                                  大腿四頭筋モーターポイント 大胸筋 

エクササイズ                                     自重                                            ドローイン ブレーシング ディップ プローンプッシュ 胸郭回旋Ex                     ヒップアブダクション ヒップスイング                           コーディネーション 

中学校に進学してもテニスは続ける意思があるため、今は治療に専念するよう指示。


成長に伴う痛みや障害はつらく、今が大事な学生にとっては将来のためと言うセリフでは納得できない場合があります。多感な時期なので言葉選びにも気を使いますが、真面目で吸収力も高く楽しみな選手なので今後もしっかりサポートしていきます!


今回も大したことは書いてはいませんので、次回あたりは刺鍼点など書いていきたいと思います。

最後まで読んでくれた方ありがとうございました!

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