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伝えたい言葉もきっと全てじゃなくて いつか僕が灰になる時、煙になって 少しなら時を超えら…
右に私 左にも私 上に 下に 前に 後ろに 私 私 私 同じカオ 同じカタチで 私がいる 泳…
どこにも行けやしないのだ 夜はどっぷり更けている、猫も鳴かぬ たまにはたばこに火を灯して …
覚えている 指先を覚えている まなざしを覚えている 僕らは結局のところ 覚えている何かだけ…
その時彼女は一体何を見つめていたのか 選び取り、切り取ることなの とカメラを構えた背中は…
今、永遠の愛を誓いますか?ここで 求め続けることで生き長らえているくらいなら、満たされ…
光に逆らわず生きていくことなど 果たして僕らに出来るのだろうか また雲の作り出す安寧を探している羊 雨に隠れた夏の薫りの中で 誰もいないプールの水面は 僕らの呼吸を乱反射するだろう あの日と同じように 一握りに満たない勇気が あの秒針のネジを巻いていくのだとしても きっとここは螺旋階段の上 公転しているのは、紛れもない僕らの方なのだ さらけ出された青春の前ではもはや 立ち止まることの方が難しい 明順応は若いほうがいい、背に受けた光の分だけ 僕らの陰は闇に似る 廻れ、鼓動