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カーボンニュートラルの取り組みをしないともう企業は生き残れない!?

前回に引き続き、”カーボンニュートラル”のお話。
先般、NTTデータが、
”NTTデータは2050年の社会のカーボンニュートラルに向け、Green Innovationを通じ、自社のサプライチェーンを通じた温室効果ガスの排出削減のみならず、お客様や社会のグリーン化へ貢献をしていきます。 2040年に Scope 1、2 のカーボンニュートラル、2050年に Scope 1~3 のネットゼロ実現を図ります。”
出典 : 環境 | NTTデータ - NTT DATA
と発表した。

この数行だけを読み、時代はいよいよサプライチェーンにもカーボンニュートラルを求めるようになったと感じた。

とはいえ、

[2050年まであと28年あるし、まだ先のことととらえてもいいか?]
と考えて当然だ。28年もの猶予期間があるのでその間にやればいいかと。
ただし、その考えは正しくありません。
日本は2050年にカーボンニュートラル宣言しましたが、2030年には排出量を2013年比で46%削減するお約束を国際的にしました。
従い、あらゆる企業や個人の電力消費者は2030年までの約束に協力していくことになります。
 
冒頭のNTTは2030年までに2016年比で自社内60%削減、サプライチェーンで55%削減目標をうたっています。
「あと28年あれからおいおい考えればいい」

の考えではいけないとおわかりいただけたでしょうか?

この削減目標を達成しないと、サプライチェーンとして生き残れないと考えても過言ではありません。2030年となるとあとたった8年半しかありません。
これも「あと8年半あるからいい」という考えもあることでしょう。
でもNTTデータがこれを公表しているということは、これから率先してカーボン削減に取り組む企業とのお付き合いを優先していくということにつながっていく。
あなたのライバル会社が先に進んで取り組んでいたら・・・どうですか?
NTTデータからもこれからもお取引先として選ばれ、生き残るためにカーボンニュートラルを実践していき必要があるということ。


ただし、実現にはコストがかかります。そのために二の足を踏む気持ちもわからないではないのだが、ここはリスクではなく、チャンスと捉え率先してやってみてはいかがだろうか。

今回はNTTデータを具体例としてお話しましたが、これは、NTTデータに限りません。あらゆるプライム市場上場の大企業は同じような要請をすべての取引先に今後行ってくるはすです。
 
そこで、まず何から始めればいいか?そもそもカーボンニュートラルとは何?とお考えの方はこちらまでご相談ください。
 
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