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夏に熔けた···を前に。


今年の夏は 酷暑だった。

そして やたら 死に立ち合う。


友人・知人、親族が
何人か この暑さに耐えられず
逝ってしまい。
独り暮らしの者ばかりで、
なんというか
この温度の中で死ぬと
一瞬で
腐敗し、
虫がわき、
肉が融けていく。


こういった状態のヒトを
目 にするのは久々だ。 


4人か、5人。
あれ?
6人だったか?
今年は
多かった。


続き過ぎて
ちゃんと思い出せない。


猛暑・酷暑に
独りで死ぬな!

・・・と、だけ言いたい。

まともに正視出来ない状態の、
よく知る人の
そんな姿。

いつかネタにしてやる!と
毒づきながら
全員 
壺に収めて
それぞれの故郷へ。

こんなコトに
慣れている我が身よ。
もっと悪態ついても
いいんだよ?




ヒトだったモノをオクり。
秋に差し掛かる。

もふもふ団の最年長
漢気溢れるアニキの
ハムスターが
逝ってしまった。


弱っていくアニキに
団員全員で
アニキの世話をして。

笑顔で逝く。
頬袋には
ヒマワリの種。

お迎えがきて、
どこかに
遊びに行くつもりだったろうか。

ハムスターとして
優に
3倍は長生きした。

日々
楽しく過ごしてくれていたかなあ。
うちは
楽しかっただろうか。











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