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#010 健康保険って、すごいのね!

あなたは保険証を持っていますか? 持っていない場合は違法行為である可能性が高いので、今すぐ手続してください。
健康保険には大きく5種類あります。

①国保(市区町村、29%)
②協会けんぽ(中小企業、29%)
③健康保険組合(大企業、22%)
④共済組合(公務員、7%)
⑤後期高齢者(県、13%)

どれに入っていても基本的な仕組みは同じです。今回は健康保険のすごさについて一緒にみていきましょう。

あっさりポイント

日本は国民皆保険制度が導入されており、大まかに言って、国家全体の医療費を国民全員で折半しましょうというものです。
具体的には窓口で3割払って、残りは保険料と税金から賄います。

あなたは、月々いくらの保険料を払っているか把握していますか? 務め人の方は給与明細を、自営業の方は国保明細を確認してみましょう。意外に多くの金額を払っていることが分かると思います。
例として月給20万のサラリーマンですと約1.1万ほどになります。

また、この制度には利用者にとって大きなメリットがあります。それは高額療養費制度です。大まかに言って、ひと月あたりの医療費がどんなに莫大にかかっても10万くらいで済みますよという制度です。
保険会社はあの手この手で煽ってきますが、保険診療の範囲ならば、ある程度の預金があれば対応できるということです。

あっさりポイント#010
医療費は心配しすぎなくていい!

ディープポイント

もちろんひとくちに保険といっても、いろいろな種類のものがあります。養老保険は積立の性格が強いですし、生命保険に似た個人年金というものもあります。ひっくるめて全てが不要だと言い切るつもりもありません。
ただ、上記のような制度がある以上、過度に備えなくともよいのではないでしょうか、というのが筆者の意見です。

要するに、保険会社の口車にのっていろいろな保険に入ることが、あなたにとって本当に必要なことなのかどうか考えてほしい、ということです。
十分な現預金がない時期や、子供が小さい時期など、確かに備えを厚くしておいた方がいい時期はあります。ですが、都度見直しを行わなければ不要なものにお金を払い続けることになります。
保険は一般的に見直しの対象になりにくく、固定費となってしまいがちです。そうではなく変動費であると認識するようにしましょう。

ディープポイント#010
保険は固定費ではない、変動費!

いかがでしたか?
筆者は保険屋の言われるがままに高い保険に数本入らさせられ、かなりの金額を支払っていました。そのときは現預金がなかったので仕方ありませんでしたが、今ではもう個人年金だけです。
次は年金について書きたいと思います。お楽しみに。


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