お金がたまる！ 「口座マトリクス」で管理上手に
お金の管理って面倒ですよね。
特に給料が入ってくる口座と、カードの支払いをする口座を同じにしていると、もうなにがなんだか……。
でも、これからお伝えする「口座マトリクス」を使えば、誰でも簡単にお金の管理ができるのです。
使っていいお金かわからない
お金を管理するとき、一番の問題はこれ。
自分が持っているお金の中で、使っていいお金がいくらなのか、支払いのためにとっておかなければいけないお金がいくらなのか。
よく言われる、口座を４つにわけなさいという方法、つまり次の４つ
お金が入ってくる口座
お金を支払うための口座
お金を貯める口座
お金をプールする口座
に分ける方法はわかりやすいですね。ですがとても面倒です。
口座を分けるのには限界がある
そもそも複数の口座を使うためには、お金の移動をする必要がある。つまり、銀行やＡＴＭに行って出し入れする必要があるということです。
銀行やＡＴＭが一か所に固まっていればいいのですが、そんなことは殆どありません。
コンビニだと手数料がかかりますしね。
また、同じ銀行で複数の口座を作り、ネットバンキングでやり取りするという方法もあります。
これは振込手数料が無料になるのでいい方法ですが、最近は銀行が厳しくなり、基本的に１銀行１口座しか作れません。
同じ口座を使って管理する方法
ではどうすればいいのでしょうか？
答えは簡単。１つの口座について、表を作って内訳を作ればいいのです。
グーグルのアカウントは持ってますよね？
その中に無料で使える「スプレッドシート」というサービスがあります。
無料で使えるエクセルのようなもので、パソコンからでもスマホアプリからでも使えます。
まずはこれを使える環境を整えてください。
家賃と水道光熱費
口座に１５万円入っている場合を考えてみましょう。
まずは家賃と水道光熱費を埋めていきます。
今月落ちる分ですから、口座に残ってないと困るのは当たり前ですね。
ですが待ってください！
その金額、いつ使った分ですか？
電気やガスは遅れて引落になることが多いです。その場合、来月に落ちる分まで用意しておく必要がありますね。
後で支払う分のお金はとっておかないと、自転車操業になってしまいます。
これで家賃と水道光熱費の準備が終わりました。
どんどん進みます。
いくら余っているの？ それとも足りないの？
借金の返済やカードローン
次に奨学金の返済や、どうしてもお金が足りずに借りたカードローンについて。
お金が足りずやむを得ず借りたものですから、今月引落になる分だけ用意しておきましょう。
借金やカードローンは、長い期間気持ちの面で残りますし、お金の流れもわかりにくくなってしまいます。
なるべくなら借りないようにする方がいいでしょう。
クレカやあと払い
支払いにクレジットカードや後払いサービスを使う場合は多いでしょう。
ですがこれらは「使ったけどまだ払っていないお金」です。
用意しておかなければいけません。
これでずいぶんスッキリしましたね。
あとは入金済みの欄を埋めれば、残った金額＝使っていい金額がわかります。
使っていいお金がわかります
口座残高が15万円ある場合だと、残りは￥1,300になりました。
つまり、使っていいお金はあと￥1,300だということです。
しかし、口座残高が14万円しかない場合はどうでしょう。
14万円しかないので、残りがゼロ円なのはもちろん、￥8,700の赤字になっています。
手元の現金から入金するか、次の月に補填しないといけません。
この場合は使っていいお金はゼロ、むしろ￥8,700足りてないということがわかります。
やるか、やらないか
やってみると意外と簡単だったのではないでしょうか？
このように、表＝マトリクスを使って口座の内訳を整理すると、自分の状況が見えてきます。
足し算と引き算ができれば使える表なので、ぜひ使ってみてください。
質問してください
この表で分からないことがあれば、ぜひ気軽にご質問ください。
メールアドレス：common.measure@gmail.com
分からないのが１番ストレス
お金をきちんと管理しないと、あとで必ず困ることになります。
ただ、管理しようにもよく分からず、または面倒になってしまったりして、結局困ってしまう人は多いです。
分からないということは、１番のストレスです。
これを解消するために、どんどん質問してきてください。
やらないのはもったいない
お金に不安があると、生活そのものに不安を抱えながら生きていくことになります。
せっかくの人生、そんなんじゃ楽しめないですよね？
ほんの少しの手間で不安がなくなるなら、やらないのはもったいないと思いませんか？
このマトリクスは、いろいろな応用ができます。
貯金を管理したり、車や子供にかかる突発的支出を管理したり。
そのあたりの情報も書いていきますので、興味がある方は引き続き遊びに来てくださいね。
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