見出し画像

自分をおばさんと自虐する人と付き合ってはいけない

最近自分の中で出た結論です。

「自分を『おばさん』と自虐する人と一緒にいたらいけない」

特に同年代でこれを言う人と一緒にいるのはやめたほうがいいと思っています。

理由はシンプルで、
自分もそういう思考になってしまうから。

私が33〜4歳の頃転職した会社で、同期入社の女性が2人いたんですが、2人とも自分を「ババア」と自虐する人たちでした。(しかもかなりの頻繁に)

彼女たちは私と同年代だったんですが、それまで私の周りの同年代で自分をババアと自虐する女性はいなくて、そのせいか私自身も自分を「おばさん」と思うことはありませんでした。

しかし、その自分をババアと呼ぶ同年代女性と一緒にいる時間が長いと、だんだん刷り込まれていくんですよ。
「そうか、私もおばさんなのか……」って。

しかも自分をババアと自虐するならまだしも、私のこともその中に含めてくるんですよね。
「私達ババアだからさ〜」みたいな。

そうなると不思議なことに、あらゆるタイミングで自分をおばさんだと思うようになるというか、ネガティブな意味で年齢を意識するようになっちゃいまして。

「顔がたるんできたなー。おばさんだなー。」
とか
「体力なくなってきたなー。おばさんだなー。」
とか
「白髪が増えてきたなー。おばさんだなー。」
とか。

これ、冷静に考えると別にわざわざおばさんって思わなくていいじゃないですか。

動物なので老化現象は自然なことだし、もし何か感想を言うとしてもシンプルに「年取ったな〜」とかでいいのに、「おばさん」っていう言葉が出てきちゃうんですよ。

「年を取った」は事実だけど、「おばさん」かどうかを測る明確な指標はないのに。

他人に思われていたとしてもそれもそれぞれの感覚で違うし、そしてそれを直接口に出して言ってくる人って今の時代ほぼいないから、自分がおばさんかどうかは、自分がそう思うかどうかだ、と思うわけです。

と言いつつも、一度「私はおばさん」という概念が自分の中で生まれてしまった以上、今後も完全に自分をそう思わなくなるのは難しいと思っています。

なので、いったんできることとしては、自分をおばさんと自虐する同年代女性にはできるだけ近づかないこと。

そして「人は人、自分は自分」を意識すること。

アンチエイジングも適度に頑張る。

ちなみに、私は「他人が自分をおばさんという行為」自体はどうでも良いです。
どこかの誰かがそういう話をしていても、自分に影響のない距離ならなんとも思わない。
先述の元同僚のことも嫌いじゃないです。良いところがたくさんあります。

ただ、私自身が自分をおばさんと思うことによるポジティブな影響は全くないどころか、落ち込んだりするので、それを意識せざるを得ないような人付き合いはやめようと思っています。

今ふと思ったけど、私が一緒にいて楽しいと思う人は、自分のことおばさんって言わないな。

自分を卑下するような言葉は心の中だとしても思わないようにしたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?