ライターズハイと土日の執筆

仕事をするのが大好きだ。
取材に行くのも好きなのだけれど、原稿を書いている時の、あのランナーズハイな感じがたまらない。

ライターズハイ？

聞いた話を文章にまとめるというのは、頭の中身がぎゅーっと凝縮されて、抽出される感覚があって、自分自身が研ぎ澄まされてくるのがわかるほどだ。

ただ、これ、私は他の人が周りにいるとどうしてもできない。
集中力を高める、あのピンッとした状態は、ちょっと話しかけられたりすると、一瞬でとけてしまう。
物音もしない、自室にこもって、ぎゅーっと高めていくことでしかできない。
もちろんプロの端くれなので、日常の状態でも書けるには書けるのだけど、やはり時間は倍くらいかかってしまう気がする。

そんなわけで、子どもたちが休みの日である土日に仕事をするのは、本当にしんどい。
PCの前に座っていようが、仕事をしているから話しかけるなと言おうが、

「ママー！おかし食べてもいいー？」
「えーん！お兄ちゃんがたたいた！」
「ママ、だいしゅき❤️」

と手を替え品を替えやってくる。
そのたびに仕事の手を止めねばならず、
まったく進まない。

うーーーーーー
だめだーーーー

ということで、土日の執筆は家族が寝静まってから起きるまでの時間になる。

平日以上に家事と育児に追われ、ぐったりしているにもかかわらず、土日はストレス発散に酒も飲めやしない。
かわりに、栄養ドリンクでカフェイン投入。

みんな、早く寝てくれないかな……。

土日に子どもを遊ばせているあいだに、仕事ができる施設とかないものかねえ。

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