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境目のおおいちょう

香川県と徳島県の県境に境目のおおいちょうがあります。夏の頃は葉が青々としていました。

境目のおおいちょう

11月中旬頃には、紅葉がすすみ、見事な色づきをしています。

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ただ、イチョウの葉は黄色なのに、紅葉とはこれいかにと思い調べてみました。すると、黄葉という言葉もあるみたいです。イチョウにはあまり馴染みがないですが黄葉と書いてこうようと読むほうがいいかもしれません。

阿波観光協会のHPでこんな記事も見つけました。

樹齢600年と言われる徳島県と香川県の県境に位置する大イチョウ。伝承では、戦国時代大阪の夏の陣を戦った侍が、徳川方の豊臣残党狩りを逃れてこの地に隠れ住んだが見つかり、この大銀杏の下で切腹して果てたと言われています。昭和34年に県の天然記念物に指定されました。地上3m程で9本の枝に分かれて気根が無数に垂下し、ビロードシダが付着生息しています。分岐付近に気根(乳)を垂らしていることから、乳神さんとしても古くから信仰をあつめてきました。幹囲約7.82m、高さは約25mもあり、この大イチョウを北に越えると香川県へ入るため、県境の目印となっています。
お母さんになる人におすすめイチョウの前には小さな祠があり、お乳の出が良くなる乳神さんとして古くから信仰されています。

なぜ街路樹にいちょうが使われることが多いのでしょうか?この前はじめて知ったのですが、いちょうは火に強いのです。水分が多く含まれているために、なかなかもえません。幹だけでなく、葉にもたくさんの水分が含まれているので、落ち葉をかき集めても焚き火をしようとしても、火がつきません。いちょうは目を楽しませるだけでなく、大火から町をまもってくれているのです。

みなさまも境目のおおいちょうに是非会いにきてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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