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東かがわ市まぼろしのうどん 竹田うどん
東かがわ市、上村市長のツイッターで紹介された、月曜日の11時〜13時までしか開店しないまぼろしのうどん屋。竹田うどん。
気になっていってきた。
駐車場があるか心配になりながら、ナビを頼りに車を進める。
「目的地に到着しました」
そのアナウンスが流れたときに、駐車場の看板に気づく。
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店の前も、わりかし広いので、路上駐車できるけど、駐車場に車をとめた。
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レトロな雰囲気が私を出迎えてくれる。
店に入ると、15人ぐらいの人がいて満員だ。立ってレジに並んでいる人がいたので、「セルフ形式なのね」と思い、列に並ぶ。その列はどうやらお土産に、天ぷらを買って帰る列だったみたいで、店員さんに座るように促された。奥にも座席があるみたいだったが、「ここいいですか?」とずうずうしく聞いて、年配のカップル?の間に陣取る。
なにを頼もうかと迷いながら、周囲を見渡すと、みんな「しっぽくうどん」を食べている模様。
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よしここは「しっぽくうどん」一択だと思い。「しっぽくうどん、一つ!」と元気よく注文。店員さんの顔が曇った。「ちょっとまってくださいね」と言って、厨房の大将に相談に行く。「ごめんなさいね、しっぽくうどん売り切れちゃって」申し訳無さそうに店員さんが言う。仕方がないので、「かけうどん」を注文。「かけうどん」だけでは、寂しいので、レジ前のてんぷらも見に行く。玉ねぎが入っているかきあげが、一番ヘルシーなので、ひとついただく。
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うどんも待てずにかぶりつく。冷めててもうまい。ひとかじりだけでうどん用に残りはおいておく。他のお客さんの「しっぽくうどん」がどんどん運ばれてくる。なんだか、気まずくなって、てんぷらの横の「おいなりさん」もいただく。
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ちょうどいいかんじの酢飯、あげも甘すぎずバランスがいい。「しっぽくうどん」ラッシュが終わり。いよいよ私の「かけうどん」が運ばれてくる。サービスで「しょうが」がついている。関西人の私にとっては珍しい趣向だ。
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ためらわず、うどんのなかに「しょうが」と、先程の「かきあげ」を投入する。シンプルな「かけうどん」に「しょうが」と「かきあげ」のハーモニーは最高だ。今思うと、純粋な「かけうどん」だけを味わってみるべきだったと後悔するが、後の祭り。かきあげを平らげて、おうどんが半分になったぐらいに、机の上の調味料が気になりだす。定番の「七味」と異端の「こしょう」が置かれている。オーソドックスに七味を投入。少し入れすぎたが、脳がしびれるほどの辛味がここちいい。完食。さらに注文しようかとも、思ったが食べすぎて気持ち悪くなったらもったいないと思い、自重する。
先程の店員さんに「月曜日だけの営業なんですね」と声をかける。うどんは月曜日だけとの返答。他の曜日の食材も気になる。再度、店員さんに「しっぽくうどん」の件を謝罪された。店員さんも、売り切れからの「しっぽくうどんラッシュ」は気まずかったようだ。「大丈夫です」と軽く受け流し。満足感にあふれて外にでる。閉店時間の5分前だというのに、5人ぐらいの団体さんが店内に吸い込まれていく。まぼろしのうどん屋「竹田うどん」大人気だ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。