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Twitterでキャンペーンをやっていてぶち当たるせつなさについて

運営しているトークイベント「蒲田カルチャートーク」の公式Twitterで、キャンペーン企画を開催中である。

「ウチとコラボアカウントの両方をフォローしてRTしていただくと抽選で賞品が当たりますよ」というもので、Twitter界隈ではミネラルウォーターの「クリスタルガイザー」さんのアカウントで有名な施策でもある。

蒲田カルチャートークのTwitterはイベントの告知だけはなくて、大田区のグルメネタやらこれまでの出演者の話題を拾って拡散したりとかしているのでもともと投稿数が多く、その上のキャンペーンなので結果「うるさい」(とそんな直接的な表現ではないが)というようなことを書かれてリムーブということがちょこちょこと起きてしまった。

はあ、せつない・・・

まあ、よそのアカウントのフォロワーの人数が何人になろうが、たいがいの人には知ったこっちゃないと思うし、リアルの延長線として運用をされている人からするとタイムラインが荒れてイヤなのかもしれないし、懸賞アカのフォロワーが増えることがバカっぽく感じられて引いてしまうのかも知れないしね・・・。個人的には分からなくもないのではあるよ・・・。

とはいえ、こうしたことを漫然とやっているわけではなくて、これには意味があるということを書いておきたい。

キャンペーンの裏にある決意

蒲田カルチャートークは運営1年ちょっととしては、地域的にそこそこ認知度も取れ、各所から仕事の依頼なども来だしたことから割とうまく行ったという手応えがあって、そうするととても大事にしなければならないことがあってそれは「スピード感」なのである。実績に対し「まあこれくらいでいいや」と一安心して手を休めるのは簡単なことではある。しかしそれは経験上大変によろしくない。

というのも、ここ数年、蒲田カルチャートークにたどり着くまでいろいろなジャンルでコミュニティ運営やら事業創造など試行錯誤をしてきたなかで、(生々しい話がまだ多いので具体名を挙げて語れないのだけれども)「いろいろな人に遠慮したり、配慮したりしていたら、結局あと追いしてきたモノに追い抜かれて、ポジションを取られてしまった」という失敗を多々してきたのである。蒲田カルチャートークは地域発展のカギを握っていると僕は思っているので、今回はその轍は絶対に踏みたくないのである。

せっかくよいポジションが取れている時に目一杯エネルギーをかけないと、花開くものも開かない。ある程度うまく行っている事業というのは1年以内には似たものが出てきがちで(いいことである)、その時にきちんとポジションを守り切るためには、たとえ正解が何か分からないにせよ、とりあえず手を休めず施策を打ち続け、成長への有効策を探し続ける・・・ということになってくるのである。

蒲田カルチャートークはただのイベントという存在にはとどめておきたくなくて、イベントを媒介に人がクロスすることで、社会課題の解決であったりビジネスの支援であったりに役に立つ存在でありたいと思っている。そのためにはある程度の認知は必要だと思っていて、具体的には大田区の人口(約70万人)の1割(7万人)をひとつの目安に考えている。支援や広報をいくら志しても、無力では出来ることがない。「フォロワーは数ではなく質」という考えもあるが、それは僕がこのアカウントで実践してみて体験しないと、本当の腹落ちは出来ないというものでもある。

なので今後もうるさくするけどごめんやでw
その代わりちゃんと役に立つようになるからね、とちゃんと思っています。

蒲田カルチャートークのデザインやお手伝いスタッフの謝礼など運営費用に使わせていただきます。大田区の街をこれからも盛り上げていきます!